アーセナル、エジル今季初弾など4得点で5試合ぶり勝利…武藤はベンチ外

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 プレミアリーグ第26節が16日に行われ、アーセナルとFW武藤嘉紀が所属するニューカッスルが対戦した。武藤は12日に股関節の負傷からチーム練習に復帰していたが、今試合はベンチ外だった。

 試合は、1勝3分で4試合無敗のニューカッスルが先にチャンスを作った。14分、ヴァレンティーノ・ラザロのクロスからシーン・ロングスタッフが右足シュートを打つと、DFのブロックでコース変わったが、GKベルント・レノの好セーブに阻まれた。

 一方、4試合連続ドローのアーセナルは21分、ブカヨ・サカがペナルティエリア前左から右足で狙うが、これはわずかに枠の右へ外れる。37分にはエディ・エンケティアがエリア左からダイレクトシュート、39分にはピエール・エメリク・オーバメヤンが強烈なミドルシュートをはなったが、どちらも得点には結びつかなかった。

 試合が動いたのは後半に入って54分だった。ニコラ・ペペのクロスをオーバメヤンがヘディングで叩き込み先制点を挙げた。さらに57分には、左サイドのサカがDF2人の間を突破して折り返すと、ペペが合わせて追加点を挙げた。

 2点を追うニューカッスルは63分、キアラン・クラークがゴール前フリーで折り返しを収めてシュートを放ったが、DFのブロックに阻まれて絶好機を活かせず。75分にはアラン・サン・マクシマンがエリア前左から豪快なシュートを放ったが、惜しくも右ポストに弾き返された。

 90分にはアレクサンドル・ラカゼットの折り返しをメスト・エジルが合わせて今シーズン初得点。さらに後半アディショナルタイム5分にはラカゼットがダメ押しゴールを決めて、アーセナルが快勝で5試合ぶりの白星を収めた。敗れたニューカッスルは5試合ぶりの黒星となった。

 次節、アーセナルは23日にホームでエヴァートンと、ニューカッスルは22日にアウェイでクリスタル・パレスと対戦する。

【スコア】
アーセナル 4−0 ニューカッスル

【得点者】
1−0 54分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(アーセナル)
2−0 57分 ニコラ・ペペ(アーセナル)
3−0 90分 メスト・エジル(アーセナル)
4−0 90+5分 アレクサンドル・ラカゼット(アーセナル)