熊本と練習試合を行なった川崎。快勝を収めた。写真:江藤高志

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 1月21日、川崎がロアッソ熊本と練習試合を行なった。川崎にとっては宮崎・綾町での合宿9日目。対する熊本は、新たにチームを率いる大木武新監督が練習を初めてから8日目のタイミング。両チームは45分×3本の形式で対戦した。

 45分1本目。開始直後こそ勢いを持った熊本に押されたが、川崎はすぐにペースを奪い返して展開。12分に長谷川竜也が先制点を決めると、16分には相手のミスからレアンドロ・ダミアンが追加点を奪った。

 22分に熊本にゴール前に詰められ、最後はOGで失点を許すが、1本目終了間際の45分に齋藤学のシュートのこぼれ球をL・ダミアンが決め、3−1で終了した。

 45分2本目は序盤から川崎ペースに。

 12分にL・ダミアンからのクロスを家長昭博が頭で合わせてネットを揺らすと、その直後の15分には、右SBのポジションから攻撃参加していたジオゴ・マテウスが追加点を奪う。さらに22分には、ジオゴ・マテウスに代わり右SBとして途中交代出場した山根視来が3点目を決めた。

 右SBのポジションを争うジオゴ・マテウス、山根の両選手がゴールしたこの2本目は熊本に攻撃機会をほぼ与えず。3−0で終了した。

 45分3本目は、若い選手が増えたこともあるのか、なかなか得点が決まらないまま時間が経過。そんな24分に小林悠が先制点を奪うと、39分に宮代大聖が2点目を決めて熊本を突き放した。

 守っては2本目に引き続き無失点。2−0のスコアで終了した。
 
 3本トータル8−1で川崎が勝利。

 変化と挑戦をキーワードに新シーズンに臨む川崎は、4−3−3の新システムに取り組んでいるところ。インサイドハーフとしてプレーした脇坂泰斗は「攻撃のところでは真ん中の選手なので起点にはなって、攻撃はある程度操れた部分もあるので、手応えもあります」と試合を振り返る。

 ただ、まだチーム作りは手探りで、試合後の鬼木達監督は「課題はまだ一杯あるので」と油断はなさそう。攻守で課題が出ている状態だとのことで、この試合をきっかけに修正をかけていくことになる。

取材・文●江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)