アヤックス、アウェイでリールに快勝! グループH単独首位に《CL》

写真拡大

チャンピオンズリーグ(CL)・グループH第5節、リールvsアヤックスが27日にスタッド・ピエール=モーロワで行われ、2-0でアヤックスが勝利した。

現在、アヤックスとチェルシー、バレンシアが勝ち点7で並ぶ混戦模様となっているグループH。アヤックスは、今節終了時点での突破の可能性はないものの、グループ最下位のリールを叩いて勝ち点を伸ばしておきたいところ。

その狙い通りにアヤックスは早々に先制する。2分、味方とのパス交換で右サイドを突破したデストが中へ折り返すと、タディッチを経由して最後はジイェフがネットを揺らした。

出鼻を挫かれたリールだが互角のポゼッションで試合を進めると30分、カウンターを発動し中央から右、再び中央と揺さぶって最後はバンバがフィニッシュを務めたが、シュートはクロスバーを越えてしまい、追いつくことは出来なかった。

アヤックスのリードで迎えた後半、50分に再び決定機を迎えたリールだが、59分に追加点を許す。アヤックスはカウンターで右サイドを走るジイェフに展開。ジイェフは鋭い切り返しで相手のマークを剥がすと、ボックスの角付近から左足でクロス。これに外から入ったプロメスが合わせて、アウェイチームがリードを2点に広げた。

さらに77分には、ボックス手前左の密集地帯を抜け出したプロメスのシュートのこぼれ球に反応したジイェフがネットを揺らす。しかし、セカンドボールを拾った際に、相手のクリアが手に当たっていたとしてゴールは取り消しとなった。

それでも、84分にファン・デ・ベークのシュートがポストを叩くなど、終始相手のゴールに迫ったアヤックスが0-2で勝利。グループHのもう一つのバレンシアvsチェルシーが引き分けに終わったため、アヤックスは単独首位となった。