新潟市西区で昨年5月、下校途中の小学2年の女児(当時7歳)を殺害、遺棄したとして、殺人や強制わいせつ致死罪などに問われた小林はるか被告(25)の裁判員裁判の第4回公判が13日、新潟地裁であった。

 女児の父親は証人尋問で、「娘がいなくなり、ぽっかりと穴が開いた。もう一度抱きしめたい」と、言葉を詰まらせながら、最愛の娘への思いを語った。

 鉄棒の練習に打ち込み、苦手だった水泳や英語などの習い事にも一生懸命だった女児。「恥ずかしがりな一面もあるが、明るい子。頑張り屋さんだった」と振り返った。将来の夢はケーキ屋さんやデザイナー。母親は女児が描いてくれた似顔絵を今も大切にしているという。父親は「笑顔のかわいい、かけがえのない娘だった」と声を絞り出した。

 事件から1年半以上がたっても、母親は女児の分の食事を作り続けている。女児の遺体はJR越後線の線路に置かれていたため、父親は「とても乗れない」と、事件後は電車通勤をやめたことを明かした。

 小林被告に対しては、「一切謝罪もない。更生や反省なんて軽々しく口にしてほしくない」と怒りをあらわにし、「死刑でも私たち家族の気持ちは収まらない」と語った。