品川インターシティを舞台に幻想的なアウトドアシアターが登場し、非日常な空間で映画を楽しむことができた「品川国際映画祭」。ここではアジア最大級の国際短編映画際「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」などを手がけるショートフィルムの総合ブランド「ShortShorts」と五感で体感できる移動式野外映画館プロジェクト「CINEMA CARAVAN」がコラボレーションし、世界各国から厳選されたショートフィルム全18作品が無料で上映されていました。



映画祭初日はイルミネーションの点灯式も行われ、狂言師の和泉元彌さんと女優の井桁弘恵さんも登場。点灯セレモニーも行われました。和泉さんは「知らない街に来るとワクワクする。ぜひ、同僚、恋人、家族と待ち合わせをしてほしい。お気に入りのコートを着て、待ち合わせをしてこの景色を見てほしい」と話します。



さらに、和泉さんは「狂言は短い時間で演じられるが手軽ではなく贅を凝らしていて、それはショートフィルムと同じ共通点。いろいろなものを削ぎ落として作られたショートフィルムはとても贅沢なもの」とショートフィルムの魅力についても話してくれました。



この映画祭は、映画はもちろんのことイルミネーションやゆったりと楽しめる食事など、エンターテイメントイベントとして品川を5日間盛り上げていました。また、イルミネーションは映画祭のあとも続くので、引き続き品川の街をやさしい光で包んでくれます。和泉さんの言うとおり、ぜひ待ち合わせ場所にしてみてはいかがでしょうか?