千葉・市原市で、ゴルフ練習場のネットを張ったままの鉄柱が倒れ、13軒の住宅を破損しながら、修理や補償を拒否しているオーナーを上路雪江レポーターが直撃した。オーナーは60代の女性で、被害家屋の男性とともに話を聞いた。

男性が「ブルーシートをかけてって、言ったよね」と要求すると、オーナーは「そこに山積みになっているから、持っていって」と、対応する様子がまるでない。

鉄柱の撤去についても、、「やってくれるという電話は、(業者から)かかってくるけど、私らも素人なのでね。来週ぐらいから始まるんじゃないかと思っているんだけど。もし決まればですけどね」「私としては努力してるんですけどね、まあなかなか」とまるで他人事だ。

この後、男性宅の被害状況を初めて見に行ったオーナーは、「一刻も早く直して、ちゃんとできたらいいなと思います。もちろん何とかしてあげたいという気持ちはあります」と話した。

鉄柱撤去に約2000万円

11日(2019年9月)に開かれた住民説明会では、「すべて補償します」と話したというが、その後、代理人弁護士から「今回は自然災害なので、火災保険で対応していただく」と、補償や修理費負担はしないという通告があったという。地元業者の試算では、鉄柱の撤去には約2000万円かかり、期間は2〜3週間に及ぶという。

高橋裕樹弁護士は「住民説明会の際は、オーナーと弁護士の打合せをしていなかったが、その後、保険会社側の弁護士が『保険会社としては支払う事故ではない』という認識を伝えたと想像できます。(弁護士からオーナーに)話すな、という指示をしている可能性は高いと思います」

堀尾正明キャスター「こういう場合は、たとえば自治体が、とりあえず被害をクリアにするなど、第三者が入らないとなかなか進みませんよね」