昨日に行われたヴェルダー・ブレーメンのドイツ杯初戦を既に観戦していた、エメル・トプラク。その翌日には正式に、ボルシア・ドルトムントからの加入が発表された。1年間のレンタルながら、契約には約600万ユーロでの2年契約による買取りオプションが付随している模様。

 本来ならばドルトムントでは土曜日に、ミュンスターとのテストマッチが行われていたのだが、そこにトプラクの姿はなく、すでにチームメイトらに別れを告げてブレーメンと詰めの交渉を行なっており、ヴェリコヴィッチやラングカンプらが離脱したブレーメンのCBの新戦力として加入することになる。

 30才のセンターバックについて、主将で同じくCBのニクラス・モイサンデルは「エメルは戦力になってくれることだろう」と期待しており、同様の見方はコーフェルト監督も行なっており、「数年にわたり高いレベルでプレーしつづけてきたCB。」と評価。マネージャーのバウマン氏も「国内外にわたりその力を実証してきた選手だ。経験が非常に豊富だよ」との見方を示した。

 ラヴェンスブルクに生まれ、SCフライブルクでブンデス38試合、2部30試合に出場していたトプラクは、その後に移籍したバイヤー・レヴァークーゼンで6年間を過ごし(ブンデス1部154試合5得点)、2017年にドルトムントへと加入。この2年間では、ブンデス35試合に出場している。またトルコ代表としても27試合に出場しており、同じくドルトムントから昨季に加入したヌリ・シャヒンとは同代表でもチームメイトだった仲だ。