世界肝炎デー 2019

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7月28日は「世界肝炎デー」で「日本肝炎デー」。
世界保健機関(WHO)は2010年、毎年7月28日を「世界肝炎デー」(World Hepatitis Day)と定め、ウイルス性肝炎の予防や検査・治療の促進と患者・感染者に対する差別や偏見の解消を目的とした啓発活動を実施している。

その一環として、日本では2012年からこの日を「日本肝炎デー」と定めたほか、この日を含む月曜日から日曜日の1週間を「肝臓週間」としており、今年は28日がその最終日。この週末には全国各地で肝炎に関する啓発イベントが予定されており、 各都道府県のウェブサイトなどで情報が公開されている。

国内ではB型肝炎ウイルス(HBV)とC型肝炎ウイルス(HCV)の患者・感染者は全国で300万人以上と推計されている。無症状や症状が軽いケースも多いが、進行すると肝硬変や肝臓がんのような命にかかわる病気に移行する可能性がある。中でも肝臓がんの原因の65%がC型肝炎ウイルスとされている。肝炎の症状や検査など、詳しくは国立国際医療研究センター「肝炎情報センター」のウェブサイトを参考にしてほしい。

国立国際医療研究センター「肝炎情報センター」
http://www.kanen.ncgm.go.jp/index.html

【参考】

「知って、肝炎プロジェクト」
(厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動事業)
http://www.kanen.org/

「肝ナビ」
(肝炎医療ナビゲーションシステム)
https://kan-navi.ncgm.go.jp/index-b.html

WHO: World Hepatitis Day 2019
https://www.who.int/campaigns/world-hepatitis-day/2019

医師・専門家が監修「Aging Style」