昨季は古巣チェルシーでアシスタントコーチを務めたゾラ氏 photo/Getty Images

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イタリアサッカー界のレジェンドであるジャンフランコ・ゾラ氏が、2009-10シーズン以来のスクデットを狙うインテルについて語っている。

近年の低迷から復調を見せ、2シーズン連続でチャンピオンズリーグ出場権を獲得したインテル。しかし、8連覇中の絶対王者として君臨するユヴェントスとの差はまだまだ大きく、昨季まで2シーズンに渡ってチームを率いたルチアーノ・スパレッティを解任し、新指揮官に闘将アントニオ・コンテを招聘した。

伊『FCInterNews.it』によると、インタビューに応じたゾラ氏は、コンテのインテル指揮官就任について「インテルの真の強さはコンテ自信にあると思う。彼はチェルシーでの経験の後、1年間の休息をとった。だから、相当気合が入っているんじゃないかな。是非ともその決意をチームに伝えてもらいたいね」とコメント。その上で「我々はアントニオがいかに素晴らしいグリット、インテンシティ、アグレシッブさを持っているか知っている。今季、インテルがユヴェントスのライバルになると確信しているよ」と述べている。

これまでエースとしてチームを献身してきたアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの今夏の去就が不透明なため、現在インテルはストライカー獲得の噂が絶えない。中でも、以前からマンチェスター・ユナイテッドに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクに大きな関心を寄せているとされる。ゾラ氏も「インテルはルカクを獲得すべき」と考えているようだ。

「彼(ルカク)はコンテが用いるサッカーにおいて、理想的な特性を持っている。さらに、セリエAよりも一歩先へ進んでいるプレミアリーグに適応したフィジカルも持ち合わせているため、インテルに大きな影響を与えるだろう」と話している。

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