チェルシー、アシスタントコーチを務める元伊代表ゾラ氏が退団へ

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 チェルシーのアシスタントコーチを務める元イタリア代表のジャンフランコ・ゾラ氏は、今シーズン限りで退団するようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が16日に伝えている。

 ゾラ氏は現在52歳。選手時代は1996年から2003年にかけてチェルシーでプレーし、公式戦通算312試合出場80得点と輝かしい実績を残した。2度のFAカップ制覇と1997−98シーズンのフットボールリーグ・カップ優勝に貢献し、クラブのレジェンドとして地位を確立した。2005年に現役を引退し、指導者に転身。ウェストハムやU−16イタリア代表、バーミンガムの監督を歴任した。

 ゾラ氏はマウリツィオ・サッリ監督の就任に伴い、2018年夏にチェルシーのアシスタントコーチに就任。しかし、サッリ監督は来シーズンからユヴェントスの新監督に就任することが発表された。

 同メディアによると、サッリ監督が退任した場合、ゾラ氏もチェルシーと契約を延長せず退団する意向のようだ。チェルシーはゾラ氏にアンバサダーとしての役割をオファーしたが、ゾラ氏はコーチ業を続けたいと考えているようだ。