Twitter、「児童の性的搾取」で日本の13万アカウント凍結 全世界の約3割にのぼる

Twitterは15日、「児童の性的搾取」に該当するとして2018年7月から12月に凍結したアカウントの件数を発表。全世界のアカウント約45万件のうち、日本のものが約3割にのぼることがわかった。
Twitterは、2018年7月から12月までの6ヶ月で全世界で45万6989件のアカウントを児童の性的搾取に該当するとして凍結。そのうちの29%にあたる13万件以上が、日本から運用されていたものだったという。また、凍結したアカウントの94%は第三者からの申告ではなく、テクノロジーを用いて自主的に発見したとしている。なお、児童の性的搾取に該当したアカウントは永久凍結となる。
Twitterでは、児童の性的搾取に該当するコンテンツや助長する行為を禁止しており、今年2月にも規制を強化。具体的には、「性的に露骨な、または性的な暗示を含む行為をする未成年の視覚的な描写」「性的に露骨な状況または性的に露骨な行為をする未成年者のイラスト、コンピューターなどで作成した写実的な描写」「児童の性的搾取に該当する内容を掲載する、第三者のウェブサイトへのリンク」などのコンテンツ投稿や、「児童の性的搾取についての想像を表現したり、児童の性的搾取を助長する」といった行為を禁じている。
Twitterでは児童の性的搾取に該当するコンテンツやこれを助長する行為を一切禁止しており、児童の性的搾取を助長、共有、またはメディア、テキスト、イラスト、コンピューターで作成した画像を含むコンテンツにリンクしているアカウントを発見した場合には永久凍結しています。https://t.co/QdvpnV8SzF
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2019年3月15日
2018年7月から12月のあいだに、Twitterは全世界で456,989件のアカウントを児童の性的搾取に関連して凍結しました。そのうち29%は日本に所在していると思われる方々によって運用されるものでした。それらのアカウントのうち94%はテクノロジーを用いて自主的に発見しました。
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2019年3月15日
Twitterのプラットフォーム上から児童の性的搾取を撲滅すべく、積極的に取り組んでいます。最新の技術を活用しており、多くの場合最初のツイートが投稿されるより前に違反アカウントを発見し削除しています。
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2019年3月15日
米国の法律に準拠し、Twitterは明確な児童の性的搾取案件およびこの関係で凍結したアカウントの情報を全米行方不明/被搾取児童センター(NCMEC)に報告しています。 NCMECは捜査・起訴の円滑化のため、日本の警察を含む世界中の警察機関向けに報告書を作成しています。
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2019年3月15日
Twitterは、児童の性的搾取に関する厳格なポリシーの実施に不可欠なテクノロジーやツールへの投資を継続して行うとともに、これからもインターネット上での児童の性的搾取問題に積極的に取り組んでいきます。
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2019年3月15日
Twitterは、法執行機関専用の窓口を用意しており、日本を含む世界中の警察機関と連携しています。https://t.co/xzyFWUuimk
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2019年3月15日
Twitterの児童の性的搾取に関するポリシーに違反するコンテンツやアカウントを発見した場合には、直ちに報告ツールから報告していただくようお願い致します。
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2019年3月15日