【1/23全豪注目ドロー】錦織、大坂なおみ ベスト4進出をかけた一戦へ。車いすの部に国枝、上地が登場

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1月23日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14〜男子27日/女子26日/ハードコート)大会10日目。男子シングルス準々決勝、男子ダブルス準々決勝、女子シングルス準々決勝、女子ダブルス準決勝、混合ダブルス準々決勝、車いす男子シングルス準々決勝、車いす女子シングルス準々決勝が行われる。

男子シングルス準々決勝、第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。錦織は、ジョコビッチに現在14連敗中となっている。


今大会ここまで4試合中3試合がフルセット、4回戦では今大会最長の5時間5分という激戦を勝ち上がった錦織。4回戦後、次戦については「とりあえずリカバリーして。それが先決なので。プレーは良いので、身体を戻して次に臨みたいと思います」と話した。


ここまでの疲労具合が心配される錦織。厳しい戦いが予想されるが、見事勝利を掴めるか。試合は日本時間17時30分ごろに開始予定だ。


第16シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は、第28シードのルカ・プイユ(フランス)と対戦する。両者の過去対戦戦績はラオニッチの3勝0敗となっている。


女子シングルス準々決勝では、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第6シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦する。両者の対戦成績は大坂の2勝3敗で、現在2連敗中だ。


大会公式サイトによると、大坂は4回戦後の記者会見で「彼女はWTAファイナルズで優勝しました。個人的には、私も本当に嬉しいです」「彼女はとても一貫性のあるプレーヤーで、チャンスがあればどんどん攻撃してきます。とても難しい試合になると思います」とスビトリーナを警戒した。


次戦もプレッシャーを乗り越え、グランドスラム連覇に向けてまた一歩近づくことができるか注目だ。試合は日本時間9時に開始予定。


第7シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)は、第16シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦する。プリスコバは4回戦では、第18シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)に勝利、セレナは第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を破っての勝ち上がり。


車いす男子シングルスでは、初戦で第1シードの国枝慎吾(日本/ユニクロ)がアルフィー・ヒュウェット(イギリス)と対戦する。グランドスラムのシングルスで22個のタイトルを持つ国枝。2018年は「全豪オープン」「全仏オープン」で優勝していた。


車いす女子シングルスでは、第2シードの上地結衣(日本/エイベックス)がジュリア・カポッチ(イタリア)と対戦する。上地は「全豪オープン」シングルスでは2017年に優勝を果たしている。


◇   ◇   ◇


【1月23日の注目ドロー】


◆男子シングルス


準々決勝


[8]錦織圭(日本/日清食品)対 [1]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)


[16]ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)対 [28]ルカ・プイユ(フランス)


◆男子ダブルス


準々決勝


[5]ピエール ユーグ・エルベール(フランス)/ニコラ・マウ(フランス)対 [4]ボブ・ブライアン(アメリカ)/マイク・ブライアン(アメリカ)


◆女子シングルス


準々決勝


[4]大坂なおみ(日本/日清食品)対 [6]エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)


[16]セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)対 [7]カロリーナ・プリスコバ(チェコ)


◆女子ダブルス


準決勝


ジェニファー・ブレイディ(アメリカ)/アリソン・リスク(アメリカ)対 [2]クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)/ティメア・バボス(ハンガリー)


◆車いす男子シングルス


準々決勝


[1]国枝慎吾(日本/ユニクロ)対 アルフィー・ヒュウェット(イギリス)


◆車いす女子シングルス


準々決勝


ジュリア・カポッチ(イタリア)対 [2]上地結衣(日本/エイベックス)


(テニスデイリー編集部)



※写真は「全豪オープン」での錦織
(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)