新日鉄住金 12年の株主総会で韓国判決の受け入れ表明
![新日鉄住金(資料写真)=(共同=聯合ニュース)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/b/eb1ec_1607_84ab7104_22df9f9a-m.jpg)
日本の市民団体「日本製鉄元徴用工裁判を支援する会」によると、新日鉄住金が2012年6月26日に開催した株主総会で当時の佐久間常務が韓国大法院の判決について、「法律は守らなければならない」と述べ、賠償金を支払う考えを明らかにした。また、裁判で正当性を主張するとして、敗訴しないよう努力する姿勢も示した。
ただ、新日鉄住金に賠償を命じた判決が両国の外交問題に発展しつつある中、同社が12年当時と同じ立場で判決を受け入れ、実際に賠償を行うかどうかは未知数だ。同社は30日、「判決は日韓請求権・経済協力協定に反するものであり、極めて遺憾」として、「判決内容を精査し、日本政府の対応状況なども踏まえ、適切に対応していく」との立場を示した。