画像は警視庁警備部災害対策課のTwitterより

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北海道で6日発生した震度6強の地震により道内全域で停電が発生している。世耕経産相や北海道電力は、全域の復旧には少なくとも1週間かかるとの見通しを発表しているため、身近な物を活用して明かりを確保する方法が注目を集めている。

この方法はペットボトルを使って懐中電灯をランタンに替えるというもの。懐中電灯そのままでは、両手が使えず周囲を照らせないため、部屋の照明としては不便。しかし、懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せると、光が乱反射し周りを照らすことができる。懐中電灯が小さい場合は、コップなど高さのある容器に懐中電灯を入れることで、ペットボトルを安定すると良い。また、この方法は火を使わないため、余震の可能性がある被災地でも安全に使用できる。

懐中電灯がない場合は、ツナ缶の油を利用してランプにする方法もある。缶上部の穴を開け、芯を差し込んで着火すると2時間ほど明かりを確保できるという。芯は綿の紐やコーヒーフィルターをこよりにして作ることができる。これらの活用術は、警視庁の警備部災害対策課が紹介している。