最下位京都が山形を下して9戦ぶり白星!!闘莉王は“天国と地獄”…
![決勝点に絡んだ京都DF田中マルクス闘莉王](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/3/7/3700b_1419_440ca56900c923d356d4871c706179f7-m.jpg)
最下位の京都サンガF.C.がホームで9位のモンテディオ山形を1-0で退けた。前半8分にFWレンゾ・ロペスが先制ゴールを記録。得点に絡んだDF田中マルクス闘莉王が終了間際に一発退場を強いられたが、京都は今季初の完封勝利を収め、リーグ戦9試合ぶりの白星を手にした。
今季ワーストの4連敗、さらにホームでは8連敗中の京都。攻撃面でも直近4試合でわずか1得点と苦しい状況だったが、前半8分に幸先よく先制する。
追いかける山形は好調のFW小林成豪を中心に人数をかけてゴールに迫り、ボールを失ってもすぐに奪い返して相手を押し込み続ける。しかし、耐えた京都が前半30分に決定機。右サイドのDF石櫃洋祐のロングスローを闘莉王がヘッドでそらし、ファーでボールを収めたレンゾ・ロペスが右足を豪快に振り抜く。だが、シュートはゴール右角を直撃して追加点は挙げられなかった。
前半を1点リードで折り返した京都。後半4分にMF庄司悦大の左CKから混戦となり、最後は闘莉王が右足で押し込むが、惜しくもオフサイドの判定で得点は認められない。同11分にはジュニーニョが右足で強烈なシュート。しかし、GK櫛引がファインセーブを見せて2点目を許さなかった。
山形は後半15分に名古屋から期限付き移籍したばかりのMF内田健太、同23分に切り札のMF汰木康也を投入する。さらに同35分には期限付き移籍での加入直後となるMF楠神順平をピッチへ送るも、ゴールが遠い。
守る京都は後半アディショナルタイム4分に闘莉王がDF松本怜大への危険なタックルで一発退場となったが、10人で粘り強く逃げ切りに成功。ホームでの勝利は、3月17日に開催された第4節・岐阜戦(2-1)以来となった。