桂歌丸に“腹黒い”とイジられ続けた6代目三遊亭円楽が見せた「清らか涙」!

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 7月8日放送の「笑点」(日本テレビ系)では、2日に慢性閉塞性肺疾患のため亡くなった桂歌丸に対する追悼大喜利を開催。7日に笑点メンバーが集まり収録したという。お題は天国の歌丸に向かって「歌丸師匠、○○してくれて、ありがとうございました!」と呼びかけるもの。歌丸から「腹黒い」と言われ続け、「死にぞこない」などと死亡ネタを返しては笑いを誘っていた三遊亭円楽は、この日の最後に挙手。お礼の言葉を述べた。

「歌丸師匠、一緒に回答者だった頃、そして、司会になられても、私の悪口をやさしく受け止めてくれて、罵詈雑言にも耐えていただいて、ありがとうございました」

 そして、

「最後にひと言、言わせてください。ジジイ、早すぎるんだよ!」

 と叫び、目に涙を浮かべた。さらに番組最後の客席へのお辞儀の際には、あふれる涙をハンカチで拭う一幕もあった。

「『笑点』では歌丸との悪口バトルが名物だった円楽ですが、円楽にとって歌丸は“3人目の父親”。1人目は実父、2人目は5代目円楽、そして3人目が歌丸だとかねてより公言していました。16年5月に歌丸が『笑点』の司会を勇退した時も円楽は涙をこぼしていましたから、2人の師弟愛は視聴者にもよく知られていました。だからこそ円楽の男泣きに、胸を打たれた視聴者も多かったのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)

 腹黒い男が見せた清らかな涙に、天国の歌丸もさぞかし驚いたのではないだろうか。