西日本豪雨の影響で、近畿以西の13府県にある国の文化財計69件で浸水などの被害が確認されたことが、文化庁の11日午前10時時点のまとめで分かった。文化財の調査まで手が回らない自治体もあり、被害件数は拡大する可能性が高い。共同通信が報じた。

広島県では、「廉塾ならびに菅茶山旧宅」の浸水など8件の被害が出た。県教育委員会は「人命救助が優先で、文化財の状況を確認できていない市町村も多い」と話している。

13府県の69文化財に被害 件数拡大の可能性も、西日本豪雨(共同通信)