東北沢で鮨と珍味を楽しむ『鮨ミ雲』
小田原急行鉄道を前身とする 小田急電鉄。地味な存在ながら、近年はグイグイと伸びてきており、新宿から熱海、小田原など人気観光地だけでなく、新百合ヶ丘・町田など住宅街と都心を繋ぐなくてはならない鉄道です。代々木上原、経堂、下北沢 など都民を唸らせるグルメスポットとしても近年注目を浴びています。そんな小田急沿線、急行が停車しない東北沢駅から徒歩10以上歩く場所にいいお店があるんです。『鮨 ミ雲』。まっすぐかつ斬新な調理法で仕事をした魚、注目すべきは珍味の扱い方!しかしながら珍味だけではない美味しいお鮨にも注目。今流行している東京の鮨とは一味も二味も違う鮨を味わってみてください。
小田急線東北沢駅からてくてくと散歩
小田急線新宿駅から急行で代々木上原へ。そこから、各駅停車に乗り換えていざ東北沢駅へ。出て左コンビニがある方の出口から出ます(うろ覚えなのでちゃんと確認してくださいね)。まっすぐに行くと大きい通りに出くわすので、右に曲がってひたすら歩きます。10分ちょっと歩くと左側に見えてきます。この運動が、よりお鮨とお酒を美味しくしてくれるんですね。皆さんも是非、交通の便が良いのなら電車で行って歩いてみてください。
これぞ『鮨ミ雲』あてに珍味の逸品たち
ミ雲さんで気をつけなればいけないことは、アテが良すぎて日本酒が進むくんです!美味しいんです。鯛の肝やヒラメの肝など肝の煮付け盛り合わせ!あまり覚えてませんが、おそらく鯛の頬部分の煮付け!左半分の写真は何か完全に覚えてませんが非常に美味しいものでした。大将曰く、魚の魅力を余すことなく全て味わって欲しくて考えたらこうなりました、、とのこと。いやー美味しゅうございます!鮨にたどり着くまでにだいぶお酒がすすんでしまいました。皆さんもお気をつけて!
お鮨は、まっすぐだけどしっかり仕事!
珍味系のアテに日本酒がすすんでだいぶと出来上がったところにお鮨です。シャリは白シャリ。固めの部類に入るかもしれませんが、嫌な固さはなくすっきりとネタを支えています。ネタも仕事をした、丁寧でいやらしさのない旨味が広がります。アテとお酒をたくさん食べた後も、パクパクいけます。シャリを美味しいながらも抑えめにして、ネタの風味と味を生かす職人のお鮨です(^^)こんなお鮨好きですね。
是非とも会話を!いいコンビ!
向かって左が大将です。大将はなんとアメリカの大学、しかも数学科を卒業して、その後アメリカで鮨の修行をしていたという異色の経歴の持ち主です。しかしながらお鮨はすごく日本的なまっすぐなお鮨を握ってくれます。大将もすごくまっすぐな性格で気持ちが良いです。向かって右は まるちゃんです。近所のバイトのおじちゃんかと思いきや、なんとオーナーなんですって!軽妙なトークと心地よい接客、時々ある鬱陶しい絡みもいい味を出しています。大将にとってお鮨とは、計算では測りきれないものだそうです。数学科卒業者ならではの言葉ですね。いいコンビです。
小田急線東北沢駅から徒歩10分場所にある『鮨ミ雲』。閑静な住宅街にあるお鮨は、どことなく懐かしくもあり新しい不思議な感じです。まずはアテの珍味とお酒を堪能して、お鮨を味わう。大将とまるちゃんとの会話でお腹も胸も満たされる、とってもアットホームなお鮨屋さんです。味は一級品ですよ!ボリュームは結構ありますので、駅からしっかりと歩いて最後まで美味しく楽しく食べて満喫してください。皆様が素敵な鮨ライフを過ごせる一助になれば幸いです。