都内の路地裏には、ひっそりと佇むバーがいくつも存在します。その中でも、できれば教えたくはないくらい隠れ家的で、美味しさを味わえるお店を3店舗ご紹介させて頂きます。※これは、テリヤキ編集部が独自にまとめた記事になります。テリヤキストによる選別ではありません。

ディープな隠れ家へエスコート

元麻布の住宅街にひっそりと佇むバー「Bar la Hulotte(バー・ラ・ユロット)」。普通に歩いているだけでは、誰もそこがバーだとは思わないでしょう。店内に入ると、どこか幻想的で落ち着きのある空間へ。店主の川瀬彰由氏曰く、「廃墟となった教会」をイメージしているそうです。店主が出してくれるお酒はどれも美しいです。熟れた桃のような香りが漂うラタフィア。オレンジビールが爽やかに香るフレンチ・コネクション。どれも見事に美しいです。本来なら、あまり大きな声では言いたくない素晴らしがここにあります。

深夜までやっている六本木の隠れ家バー

六本木通りから一本路地に入ったビルの2階にお店をワインバー「Baron Rouge(バロンルージュ)」。隠れ家的雰囲気の漂う店内には、壁一面にワインボトルが陳列されています。 また店内の各所に配置されている観葉植物が、またオトナチックを演出しています。こちらのお店で頂けるワインは、どれも個性が強く、珍しい銘柄も数多く揃えられています。更に同店では、料理の方も素晴らしく美味しいのです。特に隠しメニューのタンドリーチキンは味噌などを練りこんでいるため、他では絶対に食べられないような味になっています。

石窯タルトフランベとアルザスワインの隠れ家。

渋谷駅と代官山駅の間にひっそりと佇むワインバー「コテ・フー」。店内に入ると、カジュアルでオシャレな空間が目に入ります。こちらのお店では、もちろん美味しいワインを頂くことができます。しかし訪れた際に、是非とも食べて頂きたいものが「タルトフランベ」です。タルトフランベとは、フランスのアルザス地方の薄焼きピザのことを指すのですが、こちらで頂けるタルトフランベが他とは別格急に美味しいのです。口へ放り、咀嚼する。「ここまで生地の味が際立つとは」と感激すること間違いなしです。アルザスワインとご一緒に。

雰囲気が他とは一線を画すもの、隠しメニューが絶品なもの、専門料理が美味なもの。隠れ家的バーにも色々な種類が存在します。是非自分好みのバーを探してみては、いかがでしょうか。