画像提供:マイナビニュース

写真拡大

Q-Successは2018年1月15日(ドイツ時間)、「Default protocol https popularity broken down by Ranking」において、デフォルトプロトコルとしてHTTPSを使っているサイトの割合の最新版を公開した。Webサイト全体では27.2%がデフォルトのプロトコルとしてHTTPSを使用している。

トップサイトになるほど採用割合が高くなる傾向にあり、トップ1000サイトでは68.4%のサイトがデフォルトのプロトコルとしてHTTPSを採用している。

Q-Successの調査によれば、トップ1000000サイトにおいてデフォルトプロトコルとしてのHTTPSを採用している割合は38.3%。これがトップ100000サイトになると47.1%、トップ10000サイトになると55.6%、トップ1000サイトになると68.4%となっている。つまり、トップサイトほどHTTPSのデフォルト対応を積極的に進めていることがわかる。

これまで業界は安全な通信を実現するにはHTTPではなくHTTPSを使うべきとして、関係者に対してHTTPSのデフォルト対応を呼びかけてきた。移行は当初期待されていたほどのスピードでは進まなかったが、大手SNSや大手検索サービスベンダーの対応、無償でかつAPIを使って入手できる証明書を発行する認証局が登場した辺りから、HTTPSの採用が一気に進んだ。