台北101の新年花火、映像と花火で台湾らしさを表現  過去最長の6分間

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(台北 1日 中央社)新年の幕開けに合わせ、台北市の超高層ビル、台北101で花火ショーが行われた。今年は1万6000発の花火に加え、約14万球のLED を使った巨大網形状装飾「TPAD」を導入し、過去最長の6分間にわたり上演された。映像と花火で台湾らしさを表現し、世界に台湾の創造性をアピールした。

ショーは12月31日午後11時59分、TPADにカウントダウンの時間表示が映し出されてスタート。1日に日付が変わると同時に白金や赤の花火がビルの下層から上層に向かって発射され、新年の到来を華やかに祝った。

TPADは台湾の古い民家でよく見られる花模様の型板ガラスやモザイクタイル、飾り窓などのデザインで彩られたほか、終盤には昨年のユニバーシアード台北大会の金メダリストや打ち上げに成功した台湾初の純国産高解像度地球観測衛星「福衛5号」(フォルモサット5号)なども映し出された。また、人気歌手のアーメイ(張恵妹)さんやその姪のアンナ(安那)さんの歌声がショーに華を添えた。



(朱則イ/編集:名切千絵)