あなたは年賀状を出していますか? SNSでいつでも簡単に知り合いと連絡が取れる時代、年に1回の年賀状は「やめても困らないかも」と考える人が多いようです。しかし、年賀状が届くことを楽しみにしている人もいます。

TOKYO FM「Blue Ocean」で毎週金曜日に放送している「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから「年賀状をそろそろやめたい」という相談メッセージを紹介。たくさんのアドバイスが届きました。



【リスナーの相談】

家族同然でお付き合いをしていた方が急に亡くなり、年賀状を書く気分になれません。数年前からそろそろ出すのをやめようかなと考えていたこともあり、年賀状を出すかどうか迷っています。長年出し続けてきた年賀状をやめるタイミングって難しいですよね。やめた方はどんなきっかけでどんな風にやめたのか教えてほしいです。(40歳・女性)

この相談に以下のようなアドバイスが届きました。

◆私も今年で年賀状を送るのをやめようかと思っています。「今年をもって年賀状をやめようと思います。これまでありがとうございました。今後はSNSなどで引き続きよろしくお願いいたします」と書き添えて送ってみてはいかがでしょうか。(40歳・男性)

◆昨年、友人たちにメールで「年賀状やめる宣言」をしました。今は遠くに暮らす人生の先輩2人にだけ書いています。やめるドキドキもらえない寂しさもありつつ、書かなきゃいけない焦りや労力からは解放されました。なんだかスッキリして案外大丈夫ですよ。(女性)

これは同じような意見の2人です。ここで大事なのは、2人とも“事前連絡”をしているということ。今後のお付き合いを考えるなら、一言断るのを忘れないようにしたいですね。

◆私も数年前から徐々に送り先を減らしています。何年も送っていないのに、それでも送ってくる人がいて気持ちがザワザワ。もう5年も年賀状を送っていないので、そろそろ気づいてほしいです。(女性)

◆私はごく限られた方にしか出してないですが、こちらから出さなくても毎年送ってくれる友達がたくさんいます。かと言って私から送ることはせず、「みんな送りたいと思ってくれてるんだ」と自分を納得させています。こちらが送らなくても自分のポリシーとして送ってくる人もいるし、翌年からこなくなる人もそれでいいし。自分が送りたいと思う人にだけ送ればいいと思います。(35歳・女性)

こちらが送らなくても、送りたい人は送ってくるということですね。相手がそれでいいのなら、気にせずにやめちゃってもいい気がします。

◆私は年賀状をやめるためにルールを作りました。まず思いつく人全員に、元日に着くように年賀状を出します。そして5日以降届いた年賀状の相手には、翌年は出しません。3日までに届くものは年内に用意してくれたもの。でも5日以降のものは元日に私の年賀状を見て返事を書いたものです。これを5年くらい続けると、本当に年賀状のやり取りが好きな人だけが残ります。

なかなか割り切った方法ですが、これだと本当に送りたい人がいなくなってしまう可能性が。しかもこのメッセージを聴いた別のリスナーさんから以下のメールが届きました。

◆我が家は共働きです。年末は土日もなく働いていて、年賀状が書けるのは毎年年が明けてからです。決して年賀状の相手を軽んじているわけではありません。こういう人もいると思いますので、切り捨てないでください!(女性)

年賀状を大切に考えていても、年末に送れない事情がある人もいるようです。こうなると、到着日だけでは判断できませんね。

◆知り合いが「年賀状は自分が天国に旅立ったときの連絡リストになる」と話していました。連絡をしてくれるのは家族ですから、いざ誰に連絡をすればいいかは年賀状があると便利ということです。とは言え毎年出すのは面倒なので、出したい人を2つに分けて1年交代で出すのはいかがでしょうか。縁が切れることもなく、程よい距離感が保てておすすめです。(33歳・女性)

新しい考え方! めでたいイメージ一色の年賀状が、まさかお葬式の連絡リストになるとは。SNSなどを全くやっていない人は、パッとやめる前に何かしらの連絡先を残しておきましょう!

いかがでしたか。年賀状をやめるも良し続けるも良しですが、他の連絡方法は確保しておいたほうが何かと困らずに済みそうです。

【番組概要】

番組名:Blue Ocean

放送日時 :毎週月〜金曜 8:55〜11:00

パーソナリティ:住吉美紀

番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bo/

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