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●今年のポケモンGOはアツかった

2017年もいよいよあとわずか。今年を振り返ってみると、短いようで長く、長いようで短いという面白くともなんともない感想が浮かんできました。歳を取ってくるとそんなもんです。まあそうは言っても、今年はポケモンGOに注力した1年だったと感じています。「アフター5でポケモンGO!」の連載も再開されましたし。今回は、担当編集の藤谷さんと一緒に、2017年のポケモンGOを振り返ってみたいと思います。

藤谷: ちょっと早いですが、メリクリです!

岡安: 記事が掲載された頃にはちょうどいいのかもしれませんが、12月初旬(原稿執筆時点)にそのような挨拶をする人は皆無ですよ。

藤谷: まあ、いいじゃないですか。2017年もいろいろありましたね。私と岡安さんが出会ったのも今年ですし、ポケモンGOもリリース当初からずいぶん様変わりしていますから。私もこの1年でずいぶん成長したと思います。もはや、マイナビニュースの顔と言ってもいいのではないでしょうか。

岡安: そうかもしれないですね (棒)。

藤谷: ということで、さっそく2017年のポケモンGOを振り返ってみましょう!

岡安: この連載は2016年10月から2017年6月まで記事が掲載されなかったので、今年の上半期は過去記事では振り返れないですもんね。振り返りは大事です。

藤谷: まだ根に持ってるんですね、私が8カ月ほど連載を放置したこと。ポケモンGOでは、2016年のクリスマスイベントから第2世代のベイビィポケモン (進化前のポケモン。かわいらしい見た目でステータスは低め)が出現するようになったんですよね。

岡安: ベイビィポケモンは第2世代の中でも数体ですし、そもそも「第2世代の追加まで時間かかりすぎ」という意見もありましたが、個人的には決して悪いペースではなかったと思います。2017年2月にはベイビィ以外のポケモンも本格的に追加されましたしね。

藤谷: あれは盛り上がりましたよね。バレンタインなど季節のイベントもありましたけど、やはり新しいポケモンの登場は特別テンションが上がりますよ。

岡安: ですよね。しばらく第2世代のポケモンを集めるのに夢中になりました。

藤谷: 6月には、ポケモンGOのリリース1周年に合わせて大幅なリニューアルが行われましたね。ジムが今のスタイルに変わりましたし、「レイドバトル」ができるようになりました。その後、7月にシカゴで初のリアルイベント「Pokémon GO Fest」があって……あ、思い出しました。なんであのとき連れて行ってくれなかったんですか。私もシカゴに行きたかったです。シカゴピザ食べたかったです! 素直になれなくてです!

岡安: 意味がわからないのですが。そういうことは編集長に言ってくださいね。シカゴのイベントで伝説のポケモンとのレイドバトルが実装され、ルギアとフリーザーが出現するようになったんですよね。その後伝説ポケモンは、サンダー、ファイヤー、スイクン、エンテイ、ライコウ、ホウオウがそれぞれ期間限定で出現しました。

藤谷: 8月に横浜で開催された「Pokémon GO STADIUM」では、ミュウツーのEXレイドもありました。EXレイドは現時点で本格導入されておらず、まだフィールドテストが行われている段階なんですよね。

●レイドバトル導入でトレーナーに変化が?

岡安: レイドバトルが導入されてから、トレーナーの動きも変わりました。これまではいわゆる「巣」(特定のポケモンが多く出現する場所)に行ってレアなポケモンを収集するのがメインでしたけど、今はレイドバトルで伝説のポケモンや強力なポケモンをゲットするのに情熱を注ぐ人が多いです。

藤谷: バンギラスが1回のレイドバトルで手に入るのであれば、ヨーギラスを求めてさまようより効率的ですもんね。そんなレイドバトルも一周した感があります。これからは、以前出現した伝説のポケモンがローテーションで出るようになるんでしょうか。私、スイクン捕り逃がしちゃっているんで、もう一度出てくれないと困るんですけど。

岡安: たぶん、いつかは再登場するとは思うんですよね。ただ、ちょうど第3世代(『ポケットモンスター ルビー・サファイア』のポケモン)が追加されたばかりなので、しばらく伝説ポケモンのレイドバトルはお休みかもしれません……とかなんとか言っているうちに、グラードンとのレイドバトルが実装されました。2018年1月15日までのようですね。

藤谷: グラードンは第3世代の伝説ポケモンなんですよね。でも、第3世代はまだ50種類ほどしか実装されていないんですよね。出現数も少なく感じますし。

岡安: 急に第1世代や第2世代のポケモンが出現しなくなると、まだコンプリートしていないトレーナーが困ってしまいますしね。前回、私が国内のポケモンをコンプリートした話をしましたが、最後のポケモンはサワムラーでした。これは結局バルキーから進化させたので、サワムラー自体を捕まえることはできなかったんですよ。新しいポケモンに飛びつきたくなるのはわかりますけど、前のポケモンも出てもらわないと。

藤谷: まあ、そうかもしれませんが。確かに、第1世代のレアなポケモンはめっきり見かけなくなってしまいました。プテラなんて今や都市伝説レベルですよ。

●トレード機能の妄想が膨らむ!

岡安: 11月には鳥取県でリアルイベント「とっとりGO」が開催され、これも大盛況でしたね。

藤谷: 横浜の「ピカチュウ大量発生チュウ!」と同じく、ヨーロッパ限定ポケモンのバリヤードや、"SAKYU"の文字のアンノーンが出たようですね。経済効果は18億円で、目標の4.5倍だったとか。ポケモンGOどんだけ人気なんだよって感じですね。

岡安: 横浜のイベントに来られなかった関西以南の人にとってみれば、バリヤードをゲットするいい機会でしょうしね。ガチなトレーナーならアンノーンの文字をコンプリートするためだけに行くでしょうから。

藤谷: そうなると早く次のリアルイベントも開催してほしいですね。地域限定ポケモンは、11月の「グローバルチャレンジ」の達成によりガルーラ(オセアニア限定)が開放されたので、日本でまだ出ていないのはヘラクロス(中南米限定)とケンタロス(北米限定)だけになってしまいましたね。まあ、岡安さんはシカゴのイベントでヘラクロスを捕まえたので、いらないんでしょうけど。

岡安: ああ、はいはい(棒)。でもやっぱり、地域限定のポケモンが日本のイベントに登場する、というのは盛り上がりますから。第3世代以降でも地域限定のポケモンは用意してほしいですね。

藤谷: ポケモンをトレードする機能も今年は実装されませんでしたね。でも、簡単にトレードできてしまうと、集める楽しみが減ってしまうかもしれませんし、難しいですよね。

岡安: 例えばですけど、7日間連続でポケストップに接触するとトレード補助券が1枚もらえて、それを10枚集めると1回トレードできる……なんていいかもしれないですね。

藤谷: ええー。ということは、最短で70日かかるじゃないですかー。しかも、それで1回のトレードって。

岡安: そのくらいハードルを上げた方がいいってことですよ。

藤谷: こう振り返ってみると、本当にいろんなことがありましたね。半年前までレイドバトルがなかったなんて信じられませんよ。そう考えると、半年後なんて、今では想像もつかないような進化をしているかもしれませんね。ということで、来年もめいっぱいポケモンGOにまい進って感じです。

岡安: そんなこと言って、「ハリー・ポッター」に乗り換えないでくださいね。

藤谷: ハリー・ポッターは同時にやりますよ。同時に。岡安さんは「IngressPRIME」も同時進行しますよね。できますよ。きっと。では、みなさん、ちょっと早いですが良いお年を〜。あけおめ、ことよろ〜。

岡安: 挨拶が適当すぎるな。2017年、お疲れ様でした。