アマゾン、配達員が自宅ドアを解錠する「Amazon Key」発表。留守中でも荷物が届く
Amazonは、不在時でも家の中に荷物を届けてくれる「Amazon Key」を発表しました。プライム会員限定で、米国の一部地域にて11月8日より利用できます。

Amazon Keyは、家にいないときでも、配達員が玄関ドアを解錠して家の中に荷物を届けるサービスです。利用には、対応するスマートキーとクラウドカメラが必要。これらがセットになった「Amazon Key Home Kit」は250ドル(約2万5000円)で、一旦購入してしまえば、あとは追加料金なしで利用できます。


配達の流れはこうです。家の前に到着した配達員は、荷物のバーコードをスキャンします。すると、インターネットに繋がっている玄関の鍵(スマートロック)が解錠され、室内のクラウドカメラの録画が始まります。配達員はカメラに監視されながらドアを開け、荷物を置き、家から去るという仕組み。利用者はその様子をリアルタイムや録画で視聴できます。

なお、Amazon Keyは配達以外のサービスでも利用可能。自宅清掃サービスのMerry Maidsや、ペットシッターサービスのRover.comなどを含む「Amazon Home Services」に、今後数か月以内に対応予定としています。