マンマークも逆手に…バルベルデ監督、どんな戦術にも「その短所を突く」

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 バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督が戦術について語っている。スペイン紙『マルカ』が伝えた。

 23日に行われたリーガ・エスパニョーラ第6節で、ジローナはスペイン人MFパブロ・マフェオに大黒柱のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシをマンマークさせる戦術をとった。結果としてバルセロナはここまで9ゴールと得点王争いで首位独走中のメッシを0ゴールに抑えられたが、オウンゴールやウルグアイ代表FWルイス・スアレスの得点などで勝利している。

 バルベルデ監督は「メッシへのマンマーク戦術には敬意を表すし、私もかつてアスレティック・ビルバオ時代に実行した。しかし再びこの戦術を取ることはないだろう」と語り、対戦相手のキープレーヤーをマンマークで封じ込める、というアイデアをバルセロナで使うことはないとの認識を示した。

 続けて「それぞれのチームは自由に、攻守に最適だと思われる戦術を取ってくる。我々はその短所を突いていく。ゾーンディフェンスだろうとマンツーマンだろうと、もしくはそれ以外だとしても、我々はそれを乗り越えていくつもりだ」と力強く語った。

 バルセロナは27日にチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2節でスポルティングと、リーグ戦では10月1日にラス・パルマスと対戦する。