松山英樹【写真:Getty Images】

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PGAツアー公式ツイッターが「MVPを勝ち取るのに十分な存在になった?」と呼びかけ

 男子ゴルフの松山英樹(レクサス)は28日に開幕するプレジデンツカップに世界選抜の一員として出場。開幕前にはPGAツアーの年間最優秀選手(MVP)候補に日本勢で初めて選出され、躍進のシーズンに花を添えた。同公式ツイッターではMVPにふさわしい存在か投げかけ、世界のファンから奮闘を称える声が上がっている。

 シーズンを終えたばかりの松山は息つく暇もなくプレジデンツカップに出場する。すでに現地入りし、大会公式ツイッターのセルフィー集合写真に登場。他の世界選抜のトッププレーヤーとともに写っているが、タイミングが悪かったのか、最後方で見切れてしまったのはご愛敬で、世界ランク3位の存在感はコースで発揮する。

 そんな松山に対し、開幕前に朗報が飛び込んだ。PGAツアーの年間MVP候補4人のうち1人にノミネート。ポイントランク2位でツアー3勝のジョーダン・スピース、同1位で5勝のジャスティン・トーマス、同4位で4勝のダスティン・ジョンソンの米国勢の中で、同8位で3勝を挙げた松山が選出された。

 躍進した25歳について、PGAツアー公式ツイッターでは「ヒデキ・マツヤマは素晴らしいシーズンを送った。すでにプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを勝ち取るのに十分な存在になった?」とファンに呼びかけている。

トーマスが最有力も「オンリーワンの選手であることは確か」「ただ、来年はどうか」

 トーマスが最有力とみられており、「プレーヤー・オブ・ザ・イヤーはジャスティン・トーマスがふさわしいが、オンリーワンの選手であることは確かだろう」「ヒデキにとって素晴らしい1年となった。ただ、JTの壁は越えられない」「今年はノーチャンスだ。ただ、来年はどうだろうか」と「JT」の強さを認めつつも、来季も含め、期待が込められている。

「偉大な選手となった。だが…メジャーが足りない」との声がある一方で「その資格は十分にある!」と推す声も上がっていた。

 いずれにしても4人しかいない年間MVP候補の1人に選ばれ、議論の対象になるだけでもゴルフ界のスーパースターとなったことの裏返しでもある。

 プレジデンツカップは19年ぶりの勝利を目指す世界選抜の一員として臨む。年間MVP候補の1人に選出された栄誉にふさわしいプレーで、世界を沸かせてほしい。