アーセナルがラカゼットの2発でWBAを撃破!《プレミアリーグ》

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▽アーセナルは25日、プレミアリーグ第6節でWBAと対戦し、2-0で勝利した。

▽ここまで2勝2敗1分けで12位のアーセナルが、ホームに9位WBAを迎えた一戦。ミッドウィークにヨーロッパリーグ(EL)グループH第2節のBATEボリゾフ戦の控えるアーセナルは、前節のチェルシー戦からスタメンを2人変更。ウェルベックとイウォビに代えてサンチェスとエルネニーをスタメンで起用。3トップは右からラムジー、ラカゼット、サンチェスと並べた。

▽一方のWBAは、この試合でプレミアリーグ最多出場記録を633試合に更新するバリーを先発で起用。2トップにロブソン=カヌとジェイ・ロドリゲスを配置した[3-5-2]の布陣で試合に臨んだ。

▽立ち上がりからポゼッションで上回るアーセナルは4分、ボックス左手前からカットインを仕掛けたサンチェスが倒されFKを獲得。このFKをサンチェスが直接狙うも、シュートはわずかにゴール右に逸れた。

▽対するWBAは8分、中盤からのロングパスで相手DFの裏に抜け出したジェイ・ロドリゲスがボックス左まで侵攻。切り返しの際にムスタフィに倒されたが、素早く立ち上がり右足を振り抜く。しかし、このシュートは右ポストに弾かれた。

▽コンパクトな陣形を組むWBA守備陣に苦戦するアーセナルだが、19分にスコアを動かす。ペナルティアーク右外でエルネニーがエバンスに倒されてFKを獲得。このFKをサンチェスが直接狙うと、相手GKの弾いたボールをラカゼットが頭で押し込んだ。

▽先制を許したWBAは38分、強引なドリブルで左サイドを持ち上がったクリホヴィアクがボックス左からクロスを供給すると、ファーサイドから走り込んだジェイ・ロドリゲスがヘディングシュート。しかし、これはゴールライン手前でモンレアルの好クリアに遭う。

▽迎えた後半も最初のチャンスはホームチームに生まれる。51分、左サイドを持ち上がったコラシナツの折り返しをボックス内で受けたエルネニーが落とし、最後はラカゼットをシュート。これは相手DFに当たり枠の上に外れた。

▽攻勢を強めるアーセナルは66分、左サイドから仕掛けたラムジーがボックス左深くでニョムに倒されPKを獲得。このPKをラカゼットがゴール右隅に決め、追加点を奪った。

▽追加点で主導権握ったアーセナルは、83分にラカゼットとサンチェスを下げてジルーとエジルを投入。その後も危なげない試合運びを見せたアーセナルが2-0で勝利。ラカゼットの2ゴールで完勝したアーセナルが公式戦5試合負けなしと好調を維持している。