豊田真由子衆院議員

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50代秘書への暴言・暴行騒動で自民党を離党した豊田真由子衆院議員(42)が18日、自身の選挙区・埼玉4区の新座市内で、支援者向けの会合に出席。また、集まった報道陣にむけて会見も実施。騒動後から約3カ月ぶり、公の場に姿を見せた。

今後の政治活動を問われた場面で「猛省して、もう一度しっかりやり直していきたい。今日をもって復帰をさせて頂きたい」と表明した。

「昨日、(周りから)『あれはダメでしょう』って怒られた。それは、本当にダメだと思います。だから、そこを全部許してもらって、チャラにしてもらって…議員を続けますと言っているわけではありません」

「猛省して、反省をして、生まれ変わって、これはダメな奴だという自覚の上に、もう一度しっかりやり直していきたいというつもりでおります。今の時点で、セーフでOK、次に行きますという、図々しい考えでいるわけではありません」と念を入れて、説明した。

非公開だった会合、参加者から掛けられた声の一部を紹介した。

「今日、会場にいらしていた中には、自民党のコアな方もいらっしゃいました。その方からは『おまえが地元の方に5年間、どれだけ必死な思いで頑張ってきたか、働いてきて成果をあげてきたというのは、自分たちはよく分かっている。それは、人で見るんだ』って、言って頂きました。今の私には、そういう言葉を信じて、ひたむきに頑張っていくしかないと思います」と伝えた。

質問内容が変わり、元秘書が豊田氏から暴行されたとして、埼玉県警に被害届を出している点にも答えた。

「(元秘書との言い分に)相違があります。そこは、私がやっていないことがありますと主張したいです」と口にした。

「私は警察の方に、やっていないものは、やっていないと申しております。今ここで、何をやっているか、いないかは、申し上げられません。先方がおっしゃって頂いていることで、私がやっていないことがありますので、人間として、刑事事件でもありますし、ちょっと看過できないところであります」と突っぱねるところがあった。

また、この件について「傷害罪に該当するのか、暴行罪に該当するのか、そういうところが論点で、(皆さんが)詳しく知りたいと思うところでしょう。事実関係の積み重ね、車の中が密室の中だと言っても、やはり警察の方々が緻密な事実関係の精査をしていて下さると思いますので、今後明らかになっていくと思います」と述べていた。

45分間で予定されていた会見の時間、およそ90分間に及ぶものだった。

▼ 騒動後初の会見に臨んだ、豊田真由子衆院議員



















▼ 途中、質問者に険しい視線を投げる場面もあった