Windows 10ミニTips (215) OneDriveフォルダー以外のファイル&フォルダーも同期する
○OneDriveフォルダー内にシンボリックリンクを作成する
OneDriveは通常、「%USERPROFILE%\OneDrive」を同期用フォルダーとして使用する。必要に応じて、別ドライブの異なるフォルダーを選択することも可能だ。これをOneDriveフォルダーと呼ぶ。
複数のPC、タブレット、スマートフォンで、OneDriveの同期機能を便利に使っているユーザーは多いと思うが、当然ながら、同期対象はOneDriveフォルダー内のファイルに限られる。
一時的に、特定のフォルダーを同期対象に加えたいケースもあるだろう。そのフォルダーをOneDriveフォルダーに移動すれば済む話だが、「あくまで一時的な同期で当該フォルダーの場所は変えたくない」など、当該フォルダーを移動したくない場合は意外と困る。こんなときは、シンボリックリンクを利用するとよい。
上記の例では「Eドライブ上の『Sample』フォルダーを、標準のOneDriveフォルダー下に作成」している。厳密にはディレクトリジャンクションだが、このあたりはひとまず気にしなくて構わない。ちなみに、OneDriveフォルダーをDドライブ直下に移動している場合は、「mklink /J "D:\OneDrive\Sample" "E:\Sample"」と実行する。
今回の方法で追加したフォルダーを同期対象から外す場合は、「OneDriveフォルダー側のフォルダーを削除」すればよい。今回のケースであれば、「E:\Sample」フォルダーはそのまま残る。
阿久津良和(Cactus)
OneDriveは通常、「%USERPROFILE%\OneDrive」を同期用フォルダーとして使用する。必要に応じて、別ドライブの異なるフォルダーを選択することも可能だ。これをOneDriveフォルダーと呼ぶ。
複数のPC、タブレット、スマートフォンで、OneDriveの同期機能を便利に使っているユーザーは多いと思うが、当然ながら、同期対象はOneDriveフォルダー内のファイルに限られる。
上記の例では「Eドライブ上の『Sample』フォルダーを、標準のOneDriveフォルダー下に作成」している。厳密にはディレクトリジャンクションだが、このあたりはひとまず気にしなくて構わない。ちなみに、OneDriveフォルダーをDドライブ直下に移動している場合は、「mklink /J "D:\OneDrive\Sample" "E:\Sample"」と実行する。
今回の方法で追加したフォルダーを同期対象から外す場合は、「OneDriveフォルダー側のフォルダーを削除」すればよい。今回のケースであれば、「E:\Sample」フォルダーはそのまま残る。
阿久津良和(Cactus)