大ベテラン・手嶋多一が1差2位につけた(撮影:上山敬太)

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<ANAオープンゴルフトーナメント 3日目◇16日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(7,063ヤード・パー72)>
優勝を争う上位陣が“65”や“66”を続出させる中、48歳の手嶋多一も謙虚にスコアを伸ばした。2位タイから出た手嶋は6バーディ・1ボギーの“67”で回り、トータル12アンダー、首位と1打差の3位タイで最終日を迎える。
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この日、トータル7アンダーの最終組でスタートした手嶋は、「今日は10アンダーまで行けばいいと思っていた」と目標を設定していた。若手のイケイケと違い、謙虚な目標と感じてしまうが、2か月前に苦い経験をしたからだ。
今季の「セガサミーカップ」では、2位タイで予選を通過。最終組でプレーをしたが、「あまり調子も良くなかったのに、変に意識して自分から崩れてしまった」と、決勝ラウンドでは伸ばせずに26位タイに終わった。同じ轍を踏まないのがベテランだ。「最終組だから緊張感もあるし、優勝とか最終組を意識しちゃうとよくない。今日は余計なことを考えずに、スコアを2ケタに乗せることだけを考えていた」。目標を2つ上回る12アンダーまで伸ばした。
1打差で迎える最終日。「優勝?私は大丈夫です。いいところにフィニッシュできれば。僕はいいゴルフができればいいですよ」と、優勝への意識は低い。その謙虚さ、明日のダークホースになりそうだ。
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