チェルシー指揮官、PK外したGKクルトワを擁護「私たちのベストプレイヤー」

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 6日に行われたチェルシー対アーセナルのコミュニティシールドはPK戦にまでもつれ込む展開となった。チェルシー指揮官のアントニオ・コンテ監督は、PKを外したベルギー代表GKティボー・クルトワを擁護している。イギリス紙『イブニング・スタンダード』が6日付で報じた

 チェルシー2人目のキッカーとして登場したクルトワが枠を外し、続くスペイン代表FWアルバロ・モラタも決められず、最終スコア1−4でアーセナルに敗北したチェルシー。コンテ監督は、GKがPKを蹴るのは普通のことだと強調しつつ、クルトワがチェルシーのベストプレイヤーの一人であることも主張した。

 同監督は「私たちのベストプレイヤーの一人がPKを蹴った」と述べると、「もし練習でベストのパフォーマンスを見せている選手がいたら、試合に出場させてPK戦のキッカーに指名するだろう。モラタはFWだが、状況は同じなんだ」とコメント。PK失敗した選手たちを守っている。

 なお、同試合のPK戦では「ABBA」ルールが適用された。イングランドで初めての試みとなる今回のルールは、AチームがPKを蹴った後にBチームが蹴り、再度BチームがPKを蹴った後にAチームがPKを行うというルールになっている。