先日行われたFC東京とのテストマッチにて、マインツの一員として実践デビューを果たしたアブドゥ・ディアロ。今夏に移籍金500万ユーロで加入したフランス人CBだが、しかしながら金曜に行われた2部フュルト戦では負傷交代を余儀なくされた。

同選手は親指の関節胞を損傷したとのことで、特に大事にいたったわけではなく、残りのトレーニング期間も参加することが可能だという。ここまでについてディアロは「いい感覚を覚えているし、チームメイトはみんなとても助けてくれているよ」とコメント。

言語の問題については、多くの選手が英語を話すことができる上に、いざとなればグバミンやブスマンといったフランス人選手が通訳として間に入ることも可能な状況にある。

またディアロは、プレーの面でもマインツにフィットしていると考えており「後ろからプレーしていくスタイル向き」とコメント。「ただちょっと意欲的すぎるところはあるかもしれない。経験が足りていないからね」との見方も示した。そのあたりは今季、コンビを組む経験豊富なベルのサポートを受けることになるだろう。

ディアロは「ブンデスでは多くのフランス人選手が飛躍を遂げているし、そもそも海外を知るということはとても重要なことだと思うよ」と、新しい国、新しい文化、そして新しいクラブでの再スタートに意気込みを見せた。