左から米首席代表のジョセフ・ユン氏、韓国首席代表の金ホン均氏、日本首席代表の金杉憲治氏=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議当事国の外交当局者や専門家らが出席する国際学術会議「北東アジア協力対話(NEACD)」(11〜12日、シンガポール)に合わせ、韓国と米国が6カ国協議首席代表会談を調整していることが6日、分かった。

 NEACDには6カ国協議の米首席代表を務めるジョセフ・ユン国務省北朝鮮担当特別代表が出席する予定で、韓国外交部当局者によると、韓国首席代表の金ホン均(キム・ホンギュン)朝鮮半島平和交渉本部長が出席する可能性も高いという。
 金氏がNEACDに出席する場合、ユン氏と会談し、北朝鮮の核問題への対応について協議するとみられる。とりわけ、北朝鮮が4日に「大陸間弾道ミサイル(ICBM)」と主張する「火星14」を発射したことへの対応について重点的に議論するとみられる。
 日本首席代表の金杉憲治・外務省アジア大洋州局長も出席する場合、3カ国代表の会談が行われる可能性もある。
 金氏は火星14の発射実験を受け、4日に金杉氏、5日にユン氏とそれぞれ電話会談し、対応について協議している。
 一方、北朝鮮当局者のNEACD出席は決まっていないという。昨年6月、中国・北京で開かれたNEACDには崔善姫(チェ・ソンヒ)外務省米州副局長(現局長)が出席した。
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