テヘランへの渡航を予定しているファンは注意が必要だ。 (C) SOCCER DIGEST

写真拡大

 現地時間6月7日、イランの首都テヘランにある国会議事堂が、ライフル銃を持った男たちに襲撃され、数名が負傷した。
 
 現地からの情報は錯綜しているものの、現地メディア『テヘラン・タイムズ』によれば、4人の襲撃犯が犯行に及び、警備員一人が死亡、4人が負傷したという。
 
 また、国営メディアは、テヘラン南部にあるイスラム革命の指導者、ルホラ・ホメイニ師の墓廟を、武装した男3人が襲撃し、うち1人が自爆したとも伝えている。
 
 さらにイランの保健省は、同時刻にテヘランにあるタラシュト駅で48人が負傷したという列車衝突事故も発生したと伝えており、国会襲撃事件との関連性を調査しているという。
 
 事件現場となった街、テヘランでは6月13日に日本代表がイラク代表とロシア・ワールドカップアジア最終予選を戦う予定となっていた。
 
 イラン内での情報も錯綜しているため、まだ日本政府および外務省はこの件について公式発表はしていないが、試合の開催も含め、渡航を予定している日本のファンには注意が必要だ。

【日本代表1-1シリア代表 PHOTO】香川が負傷交代…先制許すも今野の同点弾でドロー