2016年の販売台数で世界一の座に輝いたフォルクスワーゲン・グループ。

航続距離300kmを実現した新型「e-Golf(e-ゴルフ)」をはじめ、「I.D.(アイ.ディ.)」、「I.D. BUZZ(アイ.ディ.バス)」、「I.D. CROZZ(アイ.ディ.クロス)」といった電動化されたコンセプトカーを披露し、今後はEVなどの電動化車両に注力するとアナウンスしています。

去る5月5日、フォルクスワーゲンは「2017 Annual Session」を開催し、今後の戦略を発表しました。世界的なSUVブームの中、同ブランドも例に漏れず、SUV攻勢を仕掛けています。

その中で、SUVのグローバルでのラインナップを当初の2台から9台に拡大する計画を発表しました。

最近では「Atlas(アトラス)」、「Teramont(テラモント)」、「Tiguan Allspace(ティグアンオールスペース)」という3台のSUVが発売されています。

 

さらに、2018年末までに7台の新しいSUVが全世界で発売される予定で、そのうち2台は年末までに発売されるそうです。

なかでも「T-Roc(ティ-ロック)は、販売台数および収益増加に重要な貢献をするはずと、同社では期待を寄せています。

また、先述した電動化車両では、2025年までに、EVの世界的リーダーとなり、年間100万台の電気自動車を販売することを目指すとしています。

電動化車両のキーを握るのが「I.D.」シリーズで、2020年から順次発売され、当初4つのモデルから構成されるとのことです。

(塚田勝弘)

フォルクスワーゲンが2018年末までに7台のSUVを投入へ!(http://clicccar.com/2017/05/09/470585/)