デイはプロアマで“62”をマーク(写真はマスターズ)(撮影:GettyImages)

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<チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ 事前情報◇26日◇TPCルイジアナ(7,425ヤード・パー72)>
TPCルイジアナを舞台に、米国男子ツアー「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ」が27日(木)にいよいよ開幕。今大会では2人1組で戦う新たなフォーマットが採用。多くの強豪コンビが結成される中、とりわけ注目を集めているのが世界ランク3位のジェイソン・デイ(オーストラリア)と同9位のリッキー・ファウラー(米国)という組み合わせだ。
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開幕に先立って行われた記者会見では、「ボクらは飛距離に大きな違いもないし、それは素晴らしいことだと思う。互いにアグレッシブにプレーすることもあれば、引き際もしっかり理解できているしね。フォアサム(1つのボールを交互に打つ方式)は難しいものだが、リッキーと組むのは楽しみだし、実際楽しくなるだろう」とデイが期待感を語れば、ファウラーも「今回はジャス(デイ)とプレーできるユニークな機会だ。他の試合でチームを組むことはないからね。一緒にプレーすることを楽しみにしている」とコメント。周囲の期待以上に、プレーする本人たちも夢のコンビ結成に期待を膨らましていた。
しかし、明日からのプレーに一抹の不安もある。それはデイとファウラーがそれぞれ26日(水)に行われたプロアマ戦の1ラウンドしか会場でプレーをしておらず、同じ組で練習を行っていないからだ。「正直、今回のフォーマットがボクらにとってどう機能するのかわからないね。ここから少しずつ歩んでいこう」とはデイの弁。プレースタイルが近いとはいえ、まずはチームの息を合わせることが課題となりそうだ。
とはいえ、26日(水)のプロアマ戦ではデイが10アンダー“62”、ファウラーも4アンダー“68”とそれぞれ好スコアをマーク。初日のフォアサムさえしっかり乗り切れば、ベストボール(それぞれのボールをプレーして、良い方のスコアを採用)で大爆発する可能性もあるだろう。「少しでも早く適応していくことが大事。でも、ボクたちなら互いに最高のプレーをしようとすれば、週末に競っていられるだろう」(デイ)。夢のコンビ結成はどのような結果を残すのか。いずれにしても興味の尽きないふたりだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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