中西哲生と高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。3月27日(月)の放送では、新コーナー「追跡 カゴメプレゼンツ ベジライフ」に、大田市場で野菜の卸売業・丸和商店を営む青柳浩司さんをお招きし、“市場のプロに旬を聞こう”をテーマに、この時期旬の野菜について教えてもらいました。



東京の市場といえば築地市場を思い浮かべる人が多いと思いますが、この“野菜”に関しては大田市場が大きな役割を担っています。

大田市場は、青果の旧神田市場・荏原市場、水産の大森市場と3つの市場が統合し1989年に開設。1日に3000トン以上もの野菜が流通する大田市場は、青果市場としては国内最大級の規模を誇るとあって、ここで決定した野菜の価格は全国の市場の目安になっているそうです。

そんな野菜の台所で働く市場のプロ・青柳さんが挙げた今旬の野菜は、そら豆、春キャベツ、山菜、フルーツトマト、ブロッコリー、筍、ホワイトアスパラ、アスパラ、新たまねぎ。

今の時期、これらの野菜が店頭に並ぶことが多くなりますが、青柳さん曰くそら豆は“房の色の緑が濃くて粒がしっかりしているもの”、春キャベツは“裏返して切り口の部分が黒くなっていなくてまわりの葉っぱがシャキっとしているもの”、新たまねぎは“表面がやわらかくなっていないもの”が良いなど野菜選びのポイントをレクチャーしてくれました。



そして野菜を選んだあとに知りたいのは、やはり美味しく野菜を食べる料理法。

「そら豆は房ごとそのままオーブンに入れ、約15分ほど焦げ目がつくぐらい焼いたら粒を取り出して食べるのが一番簡単で美味しい」と青柳さん。また、そら豆が苦手という人の多くが挙げるのが納豆のような独特の匂い。これは、火を通す前に薄皮まで剥いてしまい油で炒めることで消えるそうです。皮を剥く手間はかかりますが、そのほうが断然食べやすくなるので、匂いが苦手な人はぜひお試しあれ。

そのほか、青柳さんは「新たまねぎは厚めにスライスしてサッと炒めると、やわらかくて甘みもあるので美味しい」「アスパラは、オーブンで5分ほど焦げ目がつくぐらい焼いてそのまま食べるか、4〜5分茹でてドレッシングをかけて食べるのが美味しい」と教えてくれました。

やはり旬の野菜を楽しむにはシンプル イズ ベスト! あれこれ手をかけず、素材そのものの味が楽しめるオーソドックスな食べ方が一番美味しいようですね。旬の野菜は美味しいのはもちろん栄養価も高いので、上手に摂って元気な1日を過ごしましょう!

【番組概要】

番組名:「クロノス」

放送日時:毎週月〜金曜6:00〜9:00

パーソナリティ:中西哲生(月〜木)、速水健朗(金)、高橋万里恵

番組Webサイト:http://www.jfn.co.jp/ch/



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聴取期限 2017年4月4日 AM 4:59 まで

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