関ジャニ∞が着用したスーツ

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 人気アイドルグループ関ジャニ∞(安田章大、横山裕、丸山隆平、錦戸亮、渋谷すばる、村上信五、大倉忠義)が17日、日本橋のマンダリンオリエンタル東京で行われた映画『スパイダーマン:ホームカミング』ジャパンアンバサダー就任式に出席した。この日は、グループが日本語吹き替え版の主題歌アーティストに選ばれたことも発表され、村上は「映画の疾走感、スケール感に負けないくらいの曲にしたい。ぜひ楽しみにしていただきたいと思います」と会場の期待をあおった。

 本作は、昨年公開の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場したトム・ホランド版スパイダーマンの活躍を描くヒーローアクション。15歳の高校生ピーター・パーカー(トム)の才能に気付いたアイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)が、彼を真のヒーローとして育てようとするさまを描き出す。

 関ジャニ∞のメンバーは、スパイダーマンをイメージした特注のスーツで登壇。錦戸は「あっち(劇中衣装)を着るのかなと思ったんですが、赤と青のジャケットでした。機会があったら(劇中のスーツも)着たいですね」とワクワクした表情を見せた。

 主人公のピーターが15歳であることから、メンバーたちには「15歳の時は何をしていた?」という質問も。村上がまず「ジャニーズ事務所に入って間もないころ。あのころは仕事という実感がなくて、部活の延長みたいな軽い感覚だった」と語ると、安田は「事務所に入って3年のころ。先輩の後ろについて踊っていたので、歌番組を録画して一生懸命、必死に家で(振り付けを)覚えた記憶があります」と続ける。

 そこで大倉は「ちょうど仕事が1本もなかった時期。僕にはロバート・ダウニー・Jrは現れなかった。何年後かにジャニーさんが現れたけど、もうちょっと早く来てほしかった」と笑いながら述懐。さらに横山は「僕も15歳のときに事務所に入って。初めて東京に行った時にジャニーさんにファミレスに連れていってもらった。僕は結構ジャニーさんと一緒に美容室に行ったりしていて。シャンプーのとき、『かゆいところはないですか』と聞かれたジャニーさんは、『かゆかったら自分でかくよ』と言っていました。それは宝物の思い出です」と明かし、会場を笑いに包んだ。(取材・文:壬生智裕)

映画『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日より全国公開