ウタカはやっぱり優しかった!初ゴール後、SNSで感謝した相手とは

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J1開幕後、ようやく去就がハッキリした昨季の得点王ピーター・ウタカ。

清水エスパルスからサンフレッチェ広島へと完全移籍し、今季はローンでFC東京に貸し出されることになった。

合流が遅れていたことからJリーグでは出番のなかったウタカだが、15日に行われたJリーグYBCルヴァンカップのベガルタ仙台戦で初出場。

3-0とリードして迎えた67分、前田遼一との交代でピッチに登場すると、75分には阿部拓馬が獲得したPKを成功させ嬉しい初ゴールをあげた。

そんなウタカは試合後、Instagramを更新。

「素晴らしいデビュー」とこの試合を振り返ったのだが、そこではある人物に対する感謝の気持ちが綴られていた。

Fantastic debut, thanks to the staff, the supporters and my teammates🙏🏾Arigato @masatomorishige Respect ✊6-0
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ウタカがあげたのは森重真人との2ショット写真。

FC東京では普段森重がPKキッカーを務めているのだが、どうやらこの時はウタカにキッカーを譲っていたようで、ウタカはそんな森重に対して「ありがとう。尊敬するよ」とメッセージを送ったのだ。

PKの後には森重と絡む場面も!

ストライカーというのはどんな形でもゴールが欲しいもの。新加入選手であればなおさらで、不意のゴールから量産体制に入る選手も珍しくない。

おそらく、森重としてもそうした思いがあったのだろう。森重のキャプテンシーもさることながら、SNSでこのようにメッセージを発信するウタカの人間性も素晴らしい。

この場面について試合後、ウタカは「今日のメンバーならモリシゲが蹴るべきだったけど、偉大なキャプテンの素晴らしい優しさを感じた。早くFC東京の一員として溶け込んでほしいという思いで譲ってくれた」と振り返っている。