『ゴースト・イン・ザ・シェル』 ©MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.

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映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』の予告編が公開された。

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4月7日から東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国で公開される同作は、士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』をもとにした作品。脳以外が全身義体である捜査官・少佐が、上司の荒巻やバトーら公安9課とともに、脳をハックするサイバーテロリストとの戦いに身を投じながら、やがて自身の記憶や過去に秘められた謎に直面するというあらすじだ。

日本オリジナルの映像となる予告編では、これまでに公開されていたスカーレット・ヨハンソン演じる少佐のアクションシーンをはじめ、ゲイシャロボが人間を襲い、脳をハックする様子、少佐が異様なスピードで身体を動かして銃弾から身をかわすシーン、「私は何人目なの?」と問いかける少佐の姿、ビートたけし演じる荒巻の「少佐、お前に任せる」というセリフや「少佐!」と呼びかけるセリフなどが確認できる。

なおメガホンを取ったルパート・サンダースは、同作のストーリーについて「この作品を観るときっと感情的になるよ。もちろんアクションもたくさんあるし、クレイジーで極端な近未来を描いているけど、人間の脳が組み込まれたアンドロイドである主人公が、自分が誰であるのかを探そうとする旅なんだ。サイバーパンクの世界観はキープしつつ、主人公の内面を描いたよ」とコメント。また実写化へのこだわりについては、「実写化にあたって、色彩もこだわったんだ。マンガ、アニメを実写化するのはトリッキーで難しい部分があるものなんだけど、非常に原作に強さがあるし、キャスティング、ロケーション、デザインを一から作り上げて、違和感のない世界観に仕上げたつもりだよ」と語っている。