三菱自動車のアウトランダー/アウトランダーPHEV、RVRのSUVラインナップに追加投入される、ジュネーブモーターショーで公開予定クロスオーバーSUVの車名が「エクリプス クロス」に決定したそうです。

三菱にはパジェロもありますが次期型は開発中止の噂もあり、動向が気になります。

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「エクリプス」といえば、1989年登場(日本は1990年)のスポーティクーペで、バブル期に開発されたモデル。94年生まれの2代目にはスパイダーもあり、セクシーでボリューム感のあるスタイリングはアメリカンな雰囲気(実際、アメリカで作られていましたが)に満ちていました。4代目が2012年で生産打ち切りになって以来、そのネーミングは途絶えていました。

来る3月7日から開催されるジュネーブモーターショーにおいて披露される「エクリプス クロス」は、文字どおりかつての「エクリプス」にクロスオーバーSUVの「クロス」を融合。

「エクリプス」は天文現象の「日食」を意味する英語とのことで、スタイリッシュなクーペと機動力が高いSUVを融合させたという躍動感のあるフォルムは、「皆既日食の直前、あるいは直後に観測されるダイヤモンドリング」と同様、 人々の心を刺激して高揚させるとして再起用されたようです。

新開発となる高彩度のレッドは、 皆既日食の際に観測されるプロミネンスと同様、鮮明な印象を与えたいという想いも込めてネーミングされたとのこと。なお、三菱自動車では、2017年のジュネーブモーターショーに関する情報を発信するスペシャルサイトを開設しています。

(塚田勝弘)

【関連リンク】

三菱自動車ジュネーブモーターショー2017」
http://www.mitsubishi-motors.com/jp/events/motorshow/2017/gms2017/

ジュネーブモーターショーで登場する三菱「エクリプス クロス」とは?(http://clicccar.com/2017/02/16/445474/)