H&Mの「とろみシャツ」が大人にオススメな理由 カリスマ読モ・吉田絵美奈のプチプラコーデ
自分の「好きなもの」だけ着て過ごすわけにもいかないのがアラサー世代です。流行もほどよく取り入れながら、社会人として女性として対外的に“いい感じ”に見せるのも大事なこと。
秋も深まってきてそろそろコートの出番ですが、コートの下に一枚で着られる、今ちょうどいいトップスをおしゃれのプロに教えていただきました!
今回登場していただいたのは、『プチプラでもこんなにおしゃれ! な、親子コーデBOOK-->-->-->-->-->』(祥伝社)の著者、吉田絵美奈(よしだ・えみな)さん。独身の頃から数々の誌面に登場して、カジュアルなのに品あるコーデを提案してきた彼女。
「プチプラなら、色違い揃えもしやすく流行モノも買いやすい。安くていいものを見つけるのは、宝探しのよう」と話す吉田さん、ずばり今のイチオシは……“とろみシャツ”だとか。
「今年はとろみシャツがはやっていますよね。一枚できれいに着るのもいいのですが、腰に巻いてもかさばらないのがいいところ。いろんなブランドから登場していますし、古着屋さんでも、とろみシャツゾーンができているぐらい人気なんです。これはH&Mで¥1500ほどで手に入れましたが、大活躍しています」
「鎖骨を出すと華奢に見えて小顔効果もありますし、手首を見せて女性らしく着こなすのもポイントです。カジュアル着こなすなら腰に巻いてもいいですね」
なぜ大人には「とろみシャツ」がオススメなの?
一般的な綿シャツと比べて着心地もいいのが、まず理由の一つ。
「ユニクロのエアリズムの上に着れば夏も長袖でも快適に着られますし、これからの季節はニットと重ねても。カットソーと比べてきちんと感が出せるけれど、綿シャツよりはかしこまりすぎない感じがいいんです。
例えば、綿シャツ+デニムはカジュアルになりすぎますが、とろみシャツ+デニムだと上品にまとまるんです。力の抜けたリラックス感のあるスタイリングができるので、目上の人に会う時も最適です」
さらに、「THE・バリキャリ」な雰囲気になりがちなかっちりシャツも、とろみシャツに変えるだけでどこかやわらかい印象を与えられます。まさに大人向けのトップスですね。
とろみシャツは色選びにキモあり!
ただ、色選びは気をつけるべきポイントが。
「プチプラで探すならベージュやカーキなどくすんだ色で。今年らしいくすみピンクやペイズリー柄もいいですね。色のトーンを上げていけば顔色も明るくなってオススメです。ただ、白と黒のシャツは注意が必要。この2色は素材感が命です。購入する際は、プチプラよりもちょっと高めのものを選びましょう」
上品に見せられる「とろみシャツ」はデニムにもスカートにも合わせやすいアイテム。さっそく取り入れてみてはいかがでしょう?
撮影:上原朋也、加藤望
(有馬美穂)