ユーロが最後の大会に…ロシア代表の主将、35歳シロコフが現役引退

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 2015−16シーズン限りでCSKAモスクワとの契約を満了したロシア代表MFロマン・シロコフが現役引退を決断した。UEFA(欧州サッカー連盟)の公式ツイッターが伝えている。

https://twitter.com/UEFAEURO/status/756962759422648320

 シロコフは1981年生まれの35歳。ロシア国内の数々のクラブを渡り歩き、2008年にゼニトへ移籍した。2012年にはロシア年間最優秀選手賞を受賞。2014年2月にクラスノダールへレンタル移籍で加入し、以降はスパルタク・モスクワでのプレーも経験。2015年にクラスノダールに2回目の加入を果たした後、今年1月からはCSKAモスクワでプレーしていた。

 同選手は2008年からロシア代表にも選出され、同年のユーロ2008に出場。2014年のブラジル・ワールドカップにはキャプテンとして本大会メンバーに招集されたものの、負傷の影響で欠場を余儀なくされた。今年6月からフランスで開催されたユーロ2016にはロシア代表のキャプテンとして参戦し、グループステージ全3試合に出場した。

 ユーロ2016に出場したシロコフだが、今月13日にCSKAモスクワとの契約満了が発表となった。無所属の状態で夏の移籍期間を迎えたが、現役引退を決断することとなった。