台北市と新北市のバス運賃、当面値上げ見送りへ  原油価格下落で/台湾

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(台北 25日 中央社)台北市政府交通局は25日、台北市と新北市で運行される路線バスの運賃について、価格を当面維持する方針を示した。国際的な原油価格の下落でガソリン代が安くなっていることを受けたため。

新北市政府交通局との話し合いで決まった。値上げは昨年、事業者からコスト増大を理由に検討され、台北市議会での承認も得られていたが、今年2月には上半期に限り現状を維持するとしていた。

ただ、今後は季節ごとに1度、値上げの必要性を検討するとしており、7月にも再び話し合いの機会が持たれる予定。

(顧セン/編集:齊藤啓介)