あいさつをする高雄市の陳菊市長(右)

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(高雄 7日 中央社)日本との交流を強化している高雄市の陳菊市長は7日、高雄と長野県松本を結ぶ直行便の就航に向けて働きかけを行い、観光の促進を目指す考えを示した。

陳市長はこの日、日本の対台湾窓口機関、交流協会高雄事務所の中郡錦藏所長と面会。松本市や長野市と交流があるとした上で、チャーター便の運航を重ねて定期便の就航につなげたいと語った。

同市は昨年、高雄―熊本間の定期便誘致に成功。同市観光局によると、高雄と日本各地を結ぶ直行便は、東京、大阪、福岡など週178便。2015年に高雄のホテルなどに宿泊した日本人観光客数は、前年比1割増の32万1485人だったとしている。

(王淑芬/編集:齊藤啓介)