最も人気の電子書籍ストアはどこ? 3位iBooks、2位楽天Kobo、1位◯◯:MMD調査

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MMD研究所は、電子書籍の利用者を対象とした『2016年電子書籍に関する利用実態調査』の結果を公開しました。調査結果によると、電子書籍を最も利用している端末として挙げられたのは、スマートフォンが33.7%、タブレットが29.6%で、合計すると6割を超えた一方、電子書籍リーダーは9.3%と1割未満になりました。

同調査は電子書籍を現在利用している20歳〜59歳の男女を対象に、2016年2月29日〜3月2日に実施。442人から有効回答を得られたとしています。

【ギャラリー】2016年電子書籍に関する利用実態調査 (5枚)

同調査では、電子書籍をどの端末で最も利用しているかを質問。すると、全体では「スマートフォン」(33.7%)、「タブレット」(29.6%)という回答が上位2位となり、合計すると6割を超えることがわかりました。

また、男女別で見ると、男性は「タブレット」が36.8%で首位、女性は「スマートフォン」が42.8%で首位となり、男女で最も利用されている端末が異なっています。

一方、電子書籍を最も利用している端末について、「電子書籍リーダー」という回答は男女ともに約9%で、1割を切る結果となりました。

人気の電子書籍ストアは?


次に、利用している電子書籍ストア(アプリ)を複数回答で聞いたところ、男女ともに上位3位は「Kindle」「楽天kobo」「iBooks」の順になりました。しかし、4位以下は、男性が「Reader Store」「honto」「eBookJapan」だったのに対し、女性は「LINE マンガ」「Renta!」「Yahoo!ブックストア」という結果でした。電子書籍ストアの選び方にも、男女で違いがあることが読み取れます。

また、電子書籍ストアを利用している理由を尋ねた質問では、「電子書籍の数が豊富だから」(48.0%)が最も多く、次いで「ポイントや割引など特典がお得だから」(35.1%)、「無料で読める書籍が豊富だから」(34.4%)となりました。

この結果を人気上位の電子書籍ストア別で見てみると、Kindleは「電子書籍の数が豊富だから」が69.8%で最も多いのに対し、楽天koboでは「ポイントや割引など特典がお得だから」が65.6%で最多となっています。Kindleユーザーは電子書籍の豊富さに、楽天Koboユーザーはポイントや割引に、それぞれ魅力を感じていることがわかります。