グラナダに大苦戦もモドリッチのゴラッソで競り勝つ《リーガエスパニョーラ》

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▽レアル・マドリーは7日、リーガエスパニョーラ第23節でグラナダのホームに乗り込み、2-1で辛勝した。

▽前節エスパニョール戦をC・ロナウドのハットトリックなど6発圧勝で飾った3位レアル・マドリー(勝ち点47)は、前節と同じスタメンを送り出した。

▽サクセスとペニャランダの生きの良い両サイドアタッカーを起点に、グラナダがアグレッシブな入りを見せた。そのグラナダに押し込まれる立ち上がりを強いられたレアル・マドリーだったが、8分にチャンス。プレスをかいくぐってベンゼマがバイシクルシュートでゴールに迫った。

▽さらに14分、ハメス・ロドリゲスのロングフィードに抜け出したC・ロナウドがボックス左から左足でシュート。だが、わずかに枠の右へ外してしまう。17分にはサクセスの突破を許してボックス右から決定的なシュートに持ち込まれたが、枠を外れて助かった。

▽徐々にポゼッションを高めて流れを引き寄せていったレアル・マドリーは、30分に先制する。イスコのスルーパスを右サイドで受けたカルバハルの丁寧な折り返しを、ボックス中央でフリーとなったベンゼマがダイレクトで流し込んだ。ハーフタイムにかけても主導権を握ったレアル・マドリーが1点をリードして前半を終えた。

▽迎えた後半開始2分、CKからバラルに決定的なヘディングシュートを許したレアル・マドリーは、GKケイロル・ナバスの好守でリードを保つ。そして48分にモドリッチがボレーシュートでGKアンドレス・フェルナンデスを強襲。

▽オープンに立ち上がった後半、サクセスが攻撃を牽引するグラナダに対し、レアル・マドリーは57分に追加点に迫る。モドリッチの絶妙なスルーパスを受けたボックス中央のベンゼマが狙い済ましてシュート。しかし、GKアンドレス・フェルナンデスのビッグセーブに阻まれてしまった。

▽すると60分、モドリッチのボールロストから同点とされてしまう。ルーズボールをロチーナに持ち運ばれ、ラストパスを受けたボックス右のエル・アラビにGKケイロル・ナバスの股間を抜くシュートを流し込まれてしまった。

▽失点を受けて消えていたハメス・ロドリゲスに代えてヘセ・ロドリゲスを投入したレアル・マドリーだったが、71分にCKからエル・アラビにネットを揺らされてしまう。これはオフサイドで助かるも、直後にはサクセスにディフェンスライン裏を取られるピンチを迎えてしまう。しかし、鋭い飛び出しを見せたGKケイロル・ナバスが阻止して均衡を保った。

▽終盤にかけても劣勢が続いていたレアル・マドリーだったが、85分に失点に絡んだモドリッチが挽回する。ボックス手前右から右足を振り抜き、強烈なミドルシュートをゴール左上に突き刺した。これが決勝点となり、レアル・マドリーが大苦戦を強いられながらも勝利を手にしている。