「ダル重むくみ足」がスーッと細く!簡単美脚ケア術5つ
長時間のデスクワーク、立ち仕事、家事全般……毎日忙しくしていると、夕方になるにつれ気になるのが足のむくみ。
人間は二足歩行なので、心臓から離れた足の部分は血液や水分のポンプがうまく流れず、どうしても血流が滞りがち。ハイヒールやキツイ靴を履くことや、塩分の多い食事や飲酒、運動不足や寝不足は足のむくみの原因となります。
そこで今回は、鍼灸師の筆者もよく使う“むくみを解消してくれるツボ”をご紹介します。このツボは、服やストッキングの上からでも大丈夫。場所を選ばずどこでもできるツボを探して、あなたもスッキリ美脚を手にいれましょう!
■1:足のむくみにはココ!…足三里(あしさんり)
膝の外側にあるくぼみから指4本ほど下のところにあります。足の疲れやむくみにが気になるときに押してみましょう。
■2:疲れにスグ効く!…承山(しょうざん)
ふくらはぎの下の端あたりにあり、腓腹筋とアキレス腱の境目にあります。その日の疲れをスグに楽にしてくれる即効ツボです。
■3:ズンと響いて気持ちいい!…漏谷(ろうこく)
内側のくるぶしからうえ指7本分、骨の際にあります。強く押すほどズンと響いて、疲れがスーッととれていきます。
■4:ゴリゴリ押して痛気持ちい!…然谷(ねんこく)
足の内側縁のアーチ状の陥凹(かんおう)部。握りこぶしをつくってゴリゴリ押せば、痛気持ちいいですよ。
■5:代謝を促してくれる…太衝(たいしょう)
足の親指と人差し指の骨が交わるところ。水分の代謝を促してくれます。親指でさするように押しましょう。
ちなみに、足の裏の疲れにはゴルフボールに体重をかけてコロコロするだけで心地よい刺激になります。ひとつデスクの中に忍ばせておくのも手かもしれません。
いかがでしたか? 足は第2の心臓といわれるほど大事な場所でもあります。ツボを押してもまったく効かない慢性的なむくみは、腎臓や心臓、肝臓といったいわゆる内臓疾患の可能性もあります。もし気になる場合は医師の診察を受けましょう。
どこでも簡単にできるツボ押しで、スッキリした美脚を手に入れてくださいね!
【著者略歴】
※ 小西みわ・・・鍼灸師。女性専門サロン『美和鍼灸治療院』代表。あらゆる女性の悩みに対応した施術を行う。特に美容に特化した独自のメソッドは評判が高い。せんねん灸セルフケアサポーターとしてお灸の普及活動にも力を入れている。
【画像】
※ Kaspars Grinvalds / Shutterstock