写真はインスタグラムより

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 歌手・浜崎あゆみ(37)のTwitterで12月23日、期間限定のInstagramを開始すると発表された。最近の浜崎あゆみと言えば、歌手活動よりも痛々しい言動でネットの注目を集める機会の方が圧倒的に多いため、今回の発表にも「アーティストだと思うなら本業で頑張ってほしい」と懸念する声が噴出。さらに、一部では“フォロワー買収疑惑”まで浮上しているが……。

ムチムチボディに“空港芸”…かつてのカリスマ性はどこに

 浜崎のTwitterによれば、23日にリリースしたアルバム『Winter diary 〜A7 Classical〜』を記念し、

「本日より1ヶ月限定で初めてInstagramをスタートすることになりましたっ♪」

 とのこと。開設されたInstagramは現時点で4回更新されており、クリスマスらしくツリーの前に座って微笑む浜崎の動画や、浜崎のネイル、ファッションなどを紹介する写真が公開されている。フォロワーからは概ね、好意的なコメントが寄せられている。

 浜崎あゆみはかつて、確かに絶対的な人気を誇るカリスマ歌姫だった。しかし最近では、浜崎が歌声を披露する度に、その評価を揺るがしている。

 また、コンサートで空中に吊られる演出を多用する浜崎は、そのムチムチとした体型から“チャーシュー”に例えられることもあった。転落の証はそれだけではなく、浜崎はいつしか新曲の発売やツアー前にスキャンダルを振りまいてマスコミを空港に集めたり、Twitterにスッピン写真を載せて話題にしたりと、歌以外の言動が目立つようになった。さらに、浜崎のTwiiterと言えば今年10月に突如リニューアルして過去のツイートもすべて消去され、ファンへの事前説明も何も無かった。まるで「夜逃げ」のようだと騒ぎになったのだ。

 こうした背景から、近頃浜崎はネット上で「空港芸」「Twitter芸」などと皮肉を言われるようになり、テレビ番組で感極まって涙を流しただけでも「泣き芸」と失笑されている。

 そこに、今回のInstagram開始が発表された。見るのは熱心なファンだけではない。そのため、

「正月の空港芸ができないからインスタ芸やるの?」
「自己顕示欲めっちゃ強いからほんとはこういうSNSとか大好きなタイプだろうね」
「期間限定っていいながらそのまま続けそう」

 と、やはり冷ややかなコメントが書き込まれている。

「2001年から2003年にかけて『日本レコード大賞』で3連覇を果たすなど、当時の浜崎の勢いはものすごかった。しかし今では、CDセールスの不振を始めとして、以前ほどの注目は集まらなくなりました。それでも、浜崎のTwitterのフォロワー数は100万人以上を誇り、新しく始めたInstagramも開始1日で瞬く間に4.9万人を超えました。今でも浜崎を愛し支えるファンが多い……と思われる反面、一部では『業者からフォロワーを買っているのでは?』という疑惑も。確かにネット上では、SNSフォロワーを数千円から数万円ほどで販売する業者も散見されるため、芸能人の顧客も多く存在すると言われています」(テレビ局関係者)

 かつての歌姫がわざわざフォロワーを購入しているとすればなんとも物悲しい。来年こそは、またアーティストとして返り咲いてくれることに期待したいものだ。

(文/一樹守)