外装を72通りにカスタマイズできるWindows 10スマートフォン『NuAns NEO』は2016年1月下旬発売へ

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トリニティは11月30日に同社『NuAns』ブランドのWindows 10スマートフォン『NEO』の製品発表会を開催。同日から予約受付を開始し、1月下旬に発売することを発表しました。

『NuAns』は、同社のスマートフォンアクセサリーブランド『Simplism』とクリエイティブユニット“TENT”による共同プロジェクトとして2015年4月に立ち上げた、ライフスタイル関連製品ブランド。「生活の中心になるデバイス」(同社代表取締役の星川哲視氏)として『NEO』を企画したとのこと。


“CORE”と呼ぶ本体に好きなカバーを組み合わせてカスタマイズできる“COREコンセプト”がデザイン上の最大の特徴で、上下に分かれたカバーの組み合わせが楽しめる『TWO TONE』と、フリップカバー『FLIP』の2種類のカバーが提供されます。


『TWO TONE』は天然木材をシートにした『テナージュ』(ゼロワンプロダクツ)、均質で耐水性があり色の自由度が高い『クラリーノ』(クラレ)、『エクセーヌ』の名称でも知られるスエード状の人工皮革『ウルトラスエード』(東レ)といった国産の素材を使用し、上8種類と下8種類の64通りの組み合わせが可能。



『FLIP』は2つのカードポケットと本体の収納スペースを持つ手帳スタイルのカバー。動画視聴時などにはスタンドになる機構も備えています。こちらは色や素材別に8種類をラインアップ。


カバーは購入後も任意に交換できるので、『TWO TONE』64種類と『FLIP』8種類で計72通りのカスタマイズが可能になります。また、サードパーティー製のカバーも提供されるほか、本体の3Dデータを公開することから3Dプリンターでカバーを自作することも可能。


本体価格は3万9800円(税別)。『TWO TONE』のカバーは1400円から、『FLIP』のカバーは2970円から別売りで提供されます。



チップセットはミドルクラス最新で1.5GHzオクタコアの『Snapdragon 617(MSM8952)』を採用。まだマイクロソフト側で検証が完了していないという前置きがあったものの、スマートフォンにディスプレーやキーボード、マウスを接続してパソコンとして利用できるWindows 10 Mobileの機能『Continuum』への対応を予定しているとのこと。


対応周波数は3GがBand 1/6/8/9/19、4G LTEがBand 1/3/8/19/28。ドコモとソフトバンクのほとんどの周波数帯を網羅しているとのこと。



USB Type-Cを採用し、Quick Charge 2.0による高速充電にも対応。端子類は本体下部にまとめた構造を採用しています。




本体サイズは約141×74.2×11.3mm、重量は約150g。厚みがあり、側面がラウンドしたフォルムは、持ちやすさと3350mAhのバッテリー容量を両立しています。『TWOTONE』『FLIP』のカバーは金型にフィルムを挟んで成形するインモールド成形により、側面にも素材が回り込んでいるのが特徴。手に持った際の素材の触感を楽しめるようになっています。


本体のちょっとした工夫としてユニークなのが、SuicaやPasmoなどのICカードを内蔵できるカードスロット。ICカードを入れてカバーを装着すれば、モバイルSuicaや『おサイフケータイ』のように利用することができます。

『NuAns NEO』は、11月30日22時からウェサブサイトで予約を受け付け中。1月下旬からアーノット、BALS、三越伊勢丹、ロフト、Amazonなどで販売を開始するほか、法人向けにはダウワボウ情報システムとソフトバンク コマース&サービスが販売、MVNO事業者ではU-NEXTから販売を予定しています。

NuAns | New Answer with NuAns NEO
http://neo.nuans.jp/